松平乗承の肖像―『日本赤十字社五十年史』より― | かんがくかんかく(漢学感覚)

松平乗承の肖像―『日本赤十字社五十年史』より―


今回は、以前にその履歴や歌集を紹介した松平乗承(のりつぐ、

1851-1929)の肖像を紹介します。


  →→→関係記事はこちら。

      1) 非職元太政官御用掛であった乗承が、ドイツの

       バーデン大公国で開催された第四回赤十字国際会議

       出席した事情について。

      2) 歌集『千秋亭歌集』の紹介。



それでは早速、松平乗承の肖像をみてみましょう。



     


これは、『日本赤十字社五十年小史』(同社、1926年)の巻頭に

掲げられている「歴代之副社長及功労者」の中に載せられた

もので、乗承は大正2年(1913)1月22日に同社の副社長を命じられ、

同7年8月1日に免じられています。



     


ちなみに、乗承に「欧洲赤十字社ニ関スル事項取調」を

命じて乗承が日本赤十字社と関わる契機を作った同社総裁

有栖川宮熾仁親王の肖像はこちらです。



     


以上今回は、松平乗承の肖像を紹介しました。