エンゲージリング、ダイヤモンドルースをオンライン販売する、speranza(スペランザ)です。
「トリプルエクセレントカット」とは?
これまで、
「カットはエクセレント、それもできるだけトリプルエクセレントを選んでください」
と当ブログで繰り返してきました。
当たり前のように言ってきてしまっていましたので、トリプルエクセレントについてあらためてご説明しようと思います。
カットの評価は
・エクセレント
・ベリーグッド
・グッド
・プア
の順で、エクセレントが最高です。
そして、
カット…… エクセレント
研磨…… エクセレント
対称性…… エクセレント
この3つすべてにおいてエクセレント評価をとっているダイヤモンドのことを、『トリプルエクセレント』といいます。
『3EX』と表記されることも多いです。
GIAの鑑定書では画像の通りです。
「研磨」は、カット面が滑らかで美しいか、を評価しています。
表面が滑らかでないと、ダイヤ表面に目に見えない小さなけば立ちがいくつもできることで、すりガラス状に見えます。
そのため研磨の評価が悪いと、実際のカラーやクラリティの評価よりも低いグレードに見えてしまうことがあります。
「対称性」は、ダイヤモンドがぴったり左右対称か、を評価します。
光の反射を最大限に引き出すには、完全な左右対称にできるだけ近いことが重要です。
例えば複数の鏡を置いて光を反射させるとき、鏡が少しずつずれていたら、光が漏れて反射光はだんだん減ってしまいます。
これまでブログを読んでくださった方には駄目押しになってしまいますが、
カットは光を最大限反射するよう数学的に計算された、ダイヤモンドの理想の形にどれだけ近いかを表しています。
もちろん「エクセレントカット」を選べば、カラー、クラリティがよほど低くない限り、キラキラ輝くダイヤであることは間違いありません。
しかし、
できれば選べる範囲の中から一番輝くダイヤを選びたいですよね。
お店の照明はジュエリーを輝かせるために特化したものですから、カットが良くないダイヤでも、ギラギラと光ります。
同じようなカラット・値段の中から選ぶのなら、「トリプルエクセレント」であることを評価軸の1つに加えることをおすすめします。
ただし、
あえてトリプルエクセレントを選ばないメリットについてもご紹介します。
トリプルエクセレントのダイヤモンドは、研磨と対称性のどちらか・もしくは両方「ベリーグッド」のダイヤと比べると、
価格が5~10%ほど上がることが多いです。
仮に30万円のエンゲージで、ダイヤの価格がそのうち20万円なら、1~2万円UPですね。
(ダイヤとリングの価格配分について→『婚約指輪のダイヤとリングの値段は1:1?!』
もし気に入ったダイヤがトリプルエクセレントでなかったら、少しお得に購入できるかもしれません。
(お店ごとの値付けの差のほうが大きいので、同じお店・カット以外の条件が同じダイヤの場合となることをお含みおきください。)
そして、もしこのようなダイヤを検討するなら、
「研磨」をベリーグッドにしても、
「対称性」はできればエクセレントを選ぶことをおすすめします。
ほとんどの方はお店で直接見てダイヤを選ぶと思いますので、目で研磨状態(ダイヤが透明であること)を確認することができるからです。
そして実際のところ、研磨がベリーグッドくらいでは区別がつきません。
しかし対称性は、目利きのある人がルーペやスコープを使わなければ確かめられませんので、なるべく安全を取ったほうが良いかと思います。
また、いずれもベリーグッドより下のグレードはできるだけ避けて頂きたいです。
上で述べたとおり、対称性の良し悪しは鑑定結果以外ではわかりにくいのですが、
これを写真で証明してくれるサービスが
「ハートアンドキューピッド」です。
ダイヤモンドについて調べている方なら、聞いたことがあるのではないでしょうか。
speranzaでは取り扱っていないのですが、次回はハートアンドキューピッドについて、
そして私たちが取り扱わない理由についても、お伝えしたいと思います。
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