前回、みつろう作りのことを書いた、
その続きというか、なんというか…
今日もみつろうに関することを🐝
先日いただいた蜂の巣、
重さにして約4kgほど。
そこから蜜蝋抽出したところ、
できた蜜蝋は251gでした✨
蜂の巣をネットに入れて、
グツグツ煮込んで蜜蝋を取り出したのですが、
蜂の巣、煮込むの1回だけじゃ勿体なくて
煮出しは3回ほど行ってみました。
1回目に出てきた蜜蝋は、
不純物の混ざりが多くて、
蝋の固まりというより、
砂のような蝋という状態でした。
2回目では、
明らかに“蜜蝋”という感じで固まり、
1回目よりも、黄色くて、きれい。
3回目は、2回目のような蜜蝋なんだけど、
ほんのちょびっととだけしかとれませんでした。
それぞれの回で抽出された蜜蝋を
集めて、再び溶かして、
ストッキングを使って濾過をする、
それをまた溶かして濾過をする、
といった感じで、
蜜蝋になってからの濾過も3回ずつしました。
すると…
こんな美味しそうな色した蜜蝋ができました
綺麗すぎて、いい香りすぎて、
しかも、本当に抽出できて、
とっても嬉しかったです♡
自分で蜜蝋作りをしてみて、
「蜜蝋の貴重さ」を心から実感しました。
「蜜蝋って少ししか採れない」とか
「貴重なもの」だとか…
今思えば、それはあまりにも簡単に
言ってしまっていた気がします。
(↑だからと言って、決して軽い気持ちで
言っていた訳ではないのですが…)
言葉にしたときの「重み」が、
今は以前とはなんだか違います。
そして、さらに知りたい気持ちに、
1からのてづくりの温かさも心地よくて、
(同時に楽しくって)
「キャンドルを学ぶこと」
「1からのキャンドル作り」
夢中になるし、
大切にしていきたいなぁと思います。
蜂が一生のうちで作る蜜蝋って…
0.4〜0.6gなんですって!!
ちょこっとに見える蜜蝋、
だけど何百匹もの蜂たちの一生分。
申し訳ないほど…
ただただ感謝です
蜜蝋を生み出すのは、主に
・セイヨウミツバチ と
・トウヨウミツバチ
(日本みつばちはこの中に属するそうです)
蜂たちは花の蜜を集めてハチミツに変化させ、
それを自分たちの食糧にしていて、
さらにそのハチミツを変化させて
蜜蝋を分泌して蜂の巣を作っているそう。
蜜蝋を分泌するのは羽化後12〜20日ころの
若い蜂たちの役目。
(羽化後12〜13日になるとようやく
腹部にある蜜蝋分泌腺が発達するみたいです)
「ハチミツを体にとり込んで蝋片を分泌したら
それを別の働き蜂が唾液と一緒に捏ねて巣を作る」
らしいのです。
蜂の寿命って30〜40日ほど。
日齢によって役割が違っていて、
「みつばち」と聞いて想像する
ブンブン飛びまわって花の蜜を集めているのは、
蜂たちにとっては最後の仕事なのだそう。
それぞれ、自分の時期に合った役割があって、
みんなで1つのものを作り上げていて、
個々なんだけど、1つになり暮らしている。
なんと表現したらいいのかわかりませんが、
蜂の世界を想像して、
なんかいいなぁ♡と感じたり、
どこの世界も
素敵なんだなぁと思いました。
蜜蝋のことまだまだ知らないことばかりで、
わたしの今知っていることは、
フレグランスジャーナル社の
aroma topia 156
から教えていただいたものになります。
以前、蜜蝋の事を知りたくて
検索したときにみつけた本(雑誌?)なのですが、
この中に蜜蝋のことが書いてあったのです。
読書が苦手なわたしでも
読みやすく、簡潔にわかりやすく書かれてあり
大変ありがたく思いました
違うみつばちの本なども読んで
自分なりに蜜蝋効果をまとめておきたいな♪
と思っています
少しずつ。笑
それでは。
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。