3連休の最終日。
約2カ月ぶりに電車に乗る。
(自転車さえ乗ってなかったのに)
ちょっと頑張ることにした。
なぜなら
夫の大好きな「船橋オートレース場」が、
この日で閉鎖を余儀なくされるからだ。
先日も書いた元SMAPの森且行選手もいる競技だ
(残念ながら森選手は前日に落車でケガのため不在)
"オートレース発祥の地"とされる船橋の閉鎖は
ファンだけでなく
選手はじめ関係者にとってもおおごとだ。
その最後を見届けようと、頑張ることにした。
しかも「走路内観戦」というものに当選し
オートレースをコースの内側で見られた。
まさに"ど迫力"である。
わが家にはカメラがなく(笑)
写真は借り物です‥)
(↑しかも夫はデジカメは高いと言って
「写ルンです」を買うと言った!面白すぎ!!)
(写ルンですなんて売ってないでしょ?!笑
しかも、手に入ってもあのバイクにスピードで
撮れるワケないじゃん!!)
(面白すぎて長くなった、もとい)
しかも
「このレース場の最後の観戦者さんです」
といわれ切なくもあった
いつにない選手の神妙な面持ち。
最終のレースなどは
スタート3秒前に涙を拭う選手もいた。
命懸けの競技なのに。
(亡くなった方も何人もいらっしゃる)
そして
レース後の閉場セレモニーに
「森田健作知事」が登壇するや
「帰れコール」の大ブーイング。
もちろん、我が夫も「夜勤明けとは思えぬ大声」
を発していた。
(レースよりむしろ盛り上がっていた、笑)
(日ごろのストレスを発散しているんだなぁ)
と、気の済むまで付き合うことにした。
久しぶりの電車移動で疲れていたし、
外は夜になるとこの上なく寒くて震えていたが、
(明日からまた寝込めばいい‥)
そう、思ってつきあった。
一夜明け今朝起きると、疲れは多少あるものの
気持ちはいい。
"夫のやりたいことに付き合えた"
満足感があるからだ
おまけに寝こまなくて済みそうだ。
ありがたい。
夫婦の片方が、ガンなどになってしまうと
いくら、「1人で行っていいよ」と言っても
なかなか行けないものだ。
行ったとしても、どこか「後ろめたさ」が残る。
それは、父を看て来た母を見ればわかるし、
自分たちも、この8年
幾度となくそんな時期があった。
ガンになった後
「生きてる内にやりたいこと」はあまりなかったのだが
「楽しまなくちゃ!」という気持ちは人一倍だった。
確実に「終わりがある」ことを知ったからだ
だから
絵も描いたし
ハンドメイドもチャレンジしたし
スポーツも復活した。
いままた「体力の限り」を知る
それを「自分の楽しみ」
に使いたいと思わなくなっていた
いまより
ていねいに料理をする、一品増やす、に始まり
なるべく夫にラクしてもらう。
喜んでもらう。
幸せを感じて欲しい。
そっち(夫)に意識が働く。
なぜかこっちではない。
(本当に死期が近いのか‥?! 笑)
ずっと自分のやりたいように生きてきて
病気で打ち砕かれると
更にそれは強くなった
なぜなら、本人だけでなく、周りも
「もう、好きなことだけしなさい」
と口をそろえるからだ
だから本当に好きなことで
出来ることだけ
積み重ねてきた。
でも、再び今回崩れてみると
(もう、自分のしたいことはない)
(夫が喜んでくれればいい)
そう思うに至った。
有り得ない。
今までの自分には有り得ない。
夫婦のチカラ関係も
"わたしが奔放に生きるのを夫が見守る"という
スタンスだった。
この自分勝手なわたしが
こんな境地に至るなんて信じられない。
でも本当なのだ。
信じられないが、もう
「夫のためだけに生きればいい」
いまはそう思っているのである。
すごい人でした。
いつもは人影まばらなのに‥最後だけ‥涙。



