今日は、小さな賢い勉強法を提示する。


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奇数→偶数の順に解く。

この勉強法は、勉強法という程のことではないような簡単なものであるが、特に択一の勉強に役に立つ。
つまり、問題集にはだいたい問題番号が付いているが、この問題番号を1から順にベタで解答していくのではなく、1をといたら次は3、次は5…と、まずは奇数番号の問題のみを解いてしまうのである。奇数問題のみで全体を一周したら、次は2→4→6…と解答していく。これが最も効率的である。当たり前のことを言っているが、しかし、このやり方にはかなりの意味がある。勉強をする上で一番大切な基本的な姿勢とも関わる。

なぜこのような解答を勧めるのか。
まず、問題集と言うのはほとんど全て、関連分野ごとに問題が並べてある。よって、問題1の次の問題2は同内容あるいは多少違うが類似した内容であったり応用的な内容であることが多い。そうすると、1問飛ばしで解答していくと、2周目は、1周目でやった内容の復習になる。そして、全く同じ問題というわけではないから、適度に新しい問題への挑戦という側面もある。1周目で身につけた知識を2周目で活かせるかを確認することで知識の定着度、理解度、苦手度を確認できる利点がある。このように、実際には問題集を1周しかしていないのに、実質的には全体を2周していることになる。これは、全体を素早く何度も回すべき法律学の勉強等においてはもっとも理想的な勉強である。
全体を素早く回すことの重要性のついて
勉強をする際に最も重要なことは、一つの体系の全体を素早く回すことである。民法で言えば(民法では特にこの、「素早く全体を回す」ということが重要なのであるが。)、民法総則の範囲に何カ月もかけてじっくり覚えるのではなく、自分が決めた最短の目標期限(例えば一か月)に従って、深入りをすることなく総則・物権・債権の重要基本部分を素早く学習するのが最も理解につながる。全体を理解してはじめて細部の内容が理解できるということが特に法律学では多いからである。また、人間の記憶力には限界がある。一度で全てを覚えることは不可能である。だから、一回だけじっくり勉強するよりも、何度もさくさく勉強する方が記憶の定着も確実にできる。さらに、全体を早く何度も回す勉強は、取りこぼしも少なくなる。試験勉強では、期限がる。じっくり派の勉強では、例えば最後の章が全く手付かずになって試験当日を迎えるということになりかねない。それよりは、一回にかける時間を短くして、何度も全体を回した方がそういった危険を避けることができて合理的である。

以上の勉強法が効率的であるのは、司法試験に限らないと思う。他の資格試験や高校大学受験にも同様に妥当する方法であろう。また、択一を例に説明をしたが、これは論文式の問題集でも全く同じことが言える。あらゆる分野でこの方法を取り入れるべきだと思う。

以上

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