日本選手権 | Seeing is believing

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ラグビー日本選手権1回戦
帝京大学 vs NEC

生憎の冷たい雨だが歴史的一瞬に立会いたくて秩父宮へ。

NECの総監督は奇しくも①帝京大OBの相澤さん(私が1年の時の主将)。複雑な心境だろうな。誰よりも勝ちたかったはず。

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帝京大学は、社会人用に用意した様な特別な小細工をするわけでもなく、真っ向勝負。ラインアウトやハンドリングの精度はイマイチだったけど、終盤まで僅差で耐えたことで、NECは焦りが出て反則が多く自滅してくれた感じ。これもPlan通りか。
NECの田村選手の試合後の振る舞いは立派だった。Japan合宿で面識のある流や坂手に自ら近づき健闘を讃えていた。
②奇しくも田村選手の父も29年前の日本選手権で学生王者の慶應大学に敗れている。私は高校三年でこの試合の前座試合に出場したので、歓喜の慶應、うなだれるトヨタの姿を間近で見て、今でも覚えている。



NECに勝つなんて大した後輩たちだが、岩出監督が言っている「トップリーグに勝つ」の本心はトップ4に勝つこと。


9年前に、早稲田大学がトヨタ自動車に勝った試合はトヨタ自動車はトップリーグ4位だった。
トヨタ自動車に勝ってモチベーションが無くなった訳じゃないだろうけど、次戦の東芝には0-43で完敗した。当時の東芝は薫田監督、富岡鉄平主将体制。
③奇しくも、帝京大学の次戦は東芝。当時主将だった富岡鉄平が監督だ。学生王者を迎え撃つ術を知っている指揮官、準備に抜かりはないだろう。
そして、④奇しくも東芝の森田主将は帝京大三連覇時の主将だ。


来週はのんびりしようと思ってたけど、また秩父宮に通わねば(^^)
こうして帝京大学が長いシーズンを戦い、この時期でも成長している中、他の大学はシーズンオフ。益々、差が広がるよなー


と、強引な「奇しくも話」でした(^^)