疑問点の解決-1(タイムマシン) | 先祖を尋ねて

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姓氏のご紹介はほぼ終わったので、日常雑事、架空の物語、政治経済など気儘に書き込む。
参考資料、文献などは要所に集約して示す。


タイトル:疑問点の解決-1(タイムマシン)
テーマ:神話(歴史)

区分:結-6(日本人のルーツ21)


今回のシリーズでは疑問点は2つあると思う。
 疑問点-1  タイムマシン
 疑問点-2 遺伝子や進化論
 であろう。

世の中には便利な学問があって、心理学にフロー理論、解りやすく言うと、
疑問点が残ったままだと不安になり、余りにも易し過ぎると退屈になる。
難易度と自分のスキル(知識や熟練度)のバランスが取れる中間状態になると、
快適状態(フロー、楽しい、面白い)となると云うもの
。次の図に示す通り。


図182.フロー理論図WEB

 この図が示すことは、日常的に良く経験するので納得頂けよう。 

書きもらしていたけど、左上の「不安」の領域には当然「判らない」「不愉快」などの感想が、

右下の「退屈」の領域には「不満」「くだらん」今風に「ぼーっと生きるんじゃねーよ!」などの

評価が適当になろうか(笑)

今回は、疑問点-1 タイムマシン についてのみ解説を試みます。

宇宙ひもを利用したタイムマシンと
アインシュタイン相対性理論を用いたタイムマシン
を述べます。

図183: 過去へのタイムトラベルWEB

 (2つの宇宙ひもを利用したタイムトラベル)
 図中の白い縦棒で上側がXのひも下側がYのひもとします。

リチャード・ゴットは宇宙の初期に作られた可能性のあるひも状のエネルギー体で

ある宇宙ひもを2つ利用するタイムマシンの仮説を発表している。

直線状に伸びた宇宙ひもの周囲は、その莫大な質量により空間が極端に歪み

くさび状に切り取られたのと同じ効果が発生する。(最近の宇宙論)
図中の濃い青で、BCの空間及びEFの空間だ

この空間を通過する場合、切り取られた分だけ空間が短くなっているために

見かけ上光速を越えた運動が可能になるが、ゴットの仮説では、

この性質に加えて宇宙ひもが運動している場合に起こる時間の遅延

利用している。(ここが解り難いが詳しくは次の通り)

2つの宇宙ひも(X)、(Y)はそれぞれBC間、EF間の空間を切り取っているため、

この空間を通過すると360゜以下で周回することが可能である。
(X)と(Y)が静止している場合、BC間、EF間の通過時間は0なのでBとC、
EとFはそれぞれ同時刻である。


この仮説では(X)と(Y)がそれぞれAとD方向に運動していることを前提としているため

この空間を通過するとアインシュタインの相対性理論により時間が遅延するが、

通過時間は0であるため通過時刻が突入時刻の過去になる現象が起きる。

3:00にA地点を出発したロケットはBに4:00に到着する。移動する宇宙ひも
で切り取られた空間を通過するため、Cでの時刻は1:00である。

D地点を経由しEに3:00に到着する。移動する宇宙ひもで切り取られた空間を通過するため

、Fでの時刻は0:00である。
ロケットで周回しA地点へ戻ってくるが時刻は出発した時刻より前の1:00(finish)であり、

この様にして過去への時間旅行が自由にできる。

未来へのタイムトラベルも、アインシュタインの  E=mC2乗 と云う簡単な式を使って説明できるが、

計算が物凄く複雑になる。しかも未来へは100万時間も掛けて数秒しか進まない

これでは実質的に未来へは戻れないと僕は解釈した。
特に、図179.(1月20日)の解説で、数万年前の古代インドから
現在の日本には戻れないと結論した理由の一つだった。

残った、疑問点-2 遺伝子や進化論 については次回に(続く)