テーマ：科学、数学
数学の超難問を望月京大教授が解決
本日のテーマは、図1．に示す通り我々にはチンプンカンプンの超難問の内容だ。
図1．ABC予想
中学や高校と違い大学以上の数学の世界は、１＋１＝２となる理由を
証明しないと前に進めない様な哲学に近い世界だ。
これ(図1)が2017.12.16.の朝日新聞トップ記事に出たので吃驚した。
このABC予想の証明論文は、当初約500ページで意見を反映した結果、
最終的に600ページにもなり、理解できる数学者も少ないと言うから二度驚いた。
図2．主な難問例
この成果は数学史に残る偉業らしく、この成果を使うと多くの難問を解決したり
図2の最初に示したフェルマーの定理を簡単に証明できる可能性がある有用なものらしい。
数学の女王と呼ばれる整数の分野とは言え、一般には全く役立たない記事を
朝日のトップ記事にした理由を、評論家の池上彰氏は明快且つ一刀両断に論じている。
図3．池上彰論評
同日の毎日、読売、日経の１面トップ記事を比較して、大きなニュースが無い日の
業界用語「暇ネタ」ばかりと両断している。
こんな「暇ネタ」記事を載せるのも勇気が要るそうだ。
朝日を購読してない方も多いと思う。
図書館などで、12.16.のトップ記事、12.18.の「天声人語」、12.22.の
オピニオン記事など参照されたい。現在は本当に重要な記事が無いので
各新聞テレビともお茶濁しばかりなのだ。平和だ(爆笑)。
