アガサ・クリスティ

恩地三保子 訳

ハヤカワ・ミステリ文庫

1976年8月発行

 

本当に久しぶりの再読です。

こちら、たぶん自宅には無かったような気がします。

まあ、実家にも自宅にも大量にあるので、どちらに何があったのか

覚えきれていないのですが・・

それとも自宅にもあって、こちらは弟が買ったものなのか・・

 

探偵はポアロ

長編では18冊目?

もちろん全部読んでますよ。

 

カバー裏の解説から引用

 

ロディーとエリノアは幼なじみだった。

誰もが幸せにひたる二人を暖かく見守ってくれていた。

そんな時だった、あの野生のバラのように美しいメアリイが現れたのは・・

エリノアの心に激しい憎悪が奔流のように湧きあがった。

そしてある日、メアリイは食卓を囲んでいる最中に毒殺された。

犯人は私ではない! エリノアは心の中で叫んだ。

その声が通じたかのようにポアロの真相究明は開始された・・。

クリスティ女史特有の情感豊かな感触が、全編を通じてやさしく流れる文学的探偵小説の典型!

 

ということなのですが・・ちょっと、なんだかな・・と思う部分もある解説です。

まあ、古いですからね・・

 

幼なじみ、恋愛。そして大人の事情?

それにしてもなんでこの題名なのか?

 

恋をしたことがなければ一人前ではないのか。

激しい、抑えきれないような恋

そんな恋もテーマになっているミステリ

 

この作品、割と好きな方なので、数えきれないくらい再読しており・・

全部覚えてたわけではないけれど、途中で記憶も蘇ったか・・

犯人はちゃんとわかりました。

 

クリスティの作品。100冊くらいありますよね?

自ずと好き嫌いがありますが。

ミステリではなく冒険小説系のものも大好きです。

 

たまには再読も良いですね。