山本巧次
幻冬社時代小説文庫
2021年6月発行
はい、昨日の続編です。
続けて読みました。
前回はこちら
カバー裏の解説から引用しますと・・
美しく、しっかり者のお美羽。
彼女が取り仕切る長屋の住人・長次郎の様子が変だ。
十日も家を空け、戻ってからも部屋を出てこない。
長次郎の弟分の弥一と一緒に理由を問い詰めると、
名も知らない女を殺してしまったかもしれないと言う。
真相を探り始めるお美羽だが、長次郎を信頼し続ける弥一に惹かれると・・。
切なすぎる大傑作時代ミステリー。
いやいや、大傑作って言い切るか??
言い過ぎでしょ!
普通に面白く楽しめるけどさ・・
そんなこんなのシリーズ2冊目
今度、様子がおかしくなったのは長次郎
指物職人です
出来上がった鏡台、親方から仕上げが雑だと言われて凹み
居酒屋で一人で飲んでいたら・・妖艶な年増から声を掛けられて・・
いや、怖いですね。
美人局よりもっと怖いかも・・
例によってお美羽が探りを入れていくのですが・・
今回は長次郎の弟弟子・弥一と一緒です。
もちろん浪人の山際も参加。
高崎屋と言う札差も絡んで来まして・・
そこには親方の覚蔵と一緒に長次郎が作った箪笥が納められており・・
多少、推測できる部分もあったものの
ミステリとしても面白かったですよ。
ワンパターンの部分もあるけれど・・それはそれ
シリーズの特徴として作ってるのか
長屋の住人に何かが起こって謎の対象になる
イケメンが出てきてお美羽が恋心を募らす
捜査の時にはお美羽の手習仲間である二人も役にたつ
そんな感じかな・・
さて次はどんなお話になるのやら・・
機会があったら借りてきます
