なぜこの世には

悲しみがあるの?


なぜこの世には

哀しみがあるの?


なぜ人は人を傷つけ


悲しみを味あわせるのだろう



この世から悲しみなんかなくなればいい


そうしたらみんな幸せになれるのに


けど悲しみがなければ人は

大切な物の価値を


知ることはできない



それゆえ哀しみは必要



けど


それでも悲しい想いを


するのは辛い


哀しみは人を成長させることができる


しかし、逆に人を停止させることもできる


もう二度とあんな想いしたくないと人を逃げさせる


哀しみは難しい


人はどうして人なのだろう


なぜ人は理性があるのだろう


いや、理性があったって
ないようなのと同じか


この世が進化していったのは
人が楽をしたいから


結局は自分が楽がしたいから


ホントに他人のために考えてる
奴なんか一握りだ


そんな自分のことしか
考えてない奴が上に立った
ところで経済は、世界は
よくならない


上が馬鹿すぎるんだ


上しか見なくて下のことは
考えてない



人は物を進化させることはできる


けど人の心は進化しない


それはもう進化しきっているから


進化しきっているからこそ
人は楽をしたくなり人を傷つけ
人を堕とし


手を差し延べるなんて


簡単なことを忘れている


そんな欲にまみれた人間は動物と同じ

自分のことしか


本能でしか動かない


動物と同じ


俺はそんな人間じゃないか?


俺はちゃんと他人を見れているか?


俺は手を差し延べているか?


多分俺はまだ人にはなれていない

まだ動物の部分がある


まだ人になるには


時間を無駄にしすぎた


人になるために


しっかりと周りを見よう




最近沈んでる


消えたいのに消えたくない


死にたいのに生きていたい


嫌なのにまだ留まりたい


矛盾した気持ちが渦巻いている



今日思ったこと

俺の心には白い紙の中心に
黒い汚れがあるだけ



理由は小さい頃毎日のように夢をみていた

その内容が見渡す限り白い世界

しばらくあるくと黒い何かを見つける

黒い何かは今もわからない

そしてそこに紙と筆、机と椅子がある

俺はそこに座り文字を書く

漢字ではあるけど見たことのない漢字

いつの間にか周りに化け物がきていた

しかし俺はそのまま文字を書き続けた

黒い文字を

ただひたすらに



ここで夢は覚める


あの時はわけがわからなかったが今思うとあれは俺の心だ


白い紙に黒い汚れがあるだけ


みんなは色んな色があるだろう

けど俺は黒と白だけ

ただそれだけの心


だからいつも虚無感に支配されて独りなのだと感じた


そして俺はこのまま白と黒の心を持って生きていくのだろう

色は増えないまま