深夜12時を過ぎて、モンゴルから電話がきた


日本語学校の責任者をする女性社長からだった


学校を支援する日本人の仲間の訪問団の乗った飛行機が、


あと20分ほどでウランバートル空港に到着するという


この時期は、天候が悪いとロシア領に降りることもしばしばある


無事に目的地に時間通りに着くのは、ラッキーだ


一行のツアーの目的は、


日本語学校の運営状況確認


卒業生の就労の目的で始めた、パブレストランの視察


日本で建築技術を研修するために、送り出される卒業生の選抜を兼ねた面接


レアメタルなど希少資源の採掘事業の現地調査


政府関係者と合弁事業立ち上げの交渉など


盛りだくさんである


支援している実業家を育成する日本語学校が、いずれ日本とのビジネスの懸け橋になれば、おやじの夢もこども達へと、バトンできるだろう


今年、チンギスハーンの統一から800年を迎えるモンゴルは、


空前の好景気と日本ブームとなっている


ロシアや中国の好景気に同調して、手付かずの自然と未知の資源に恵まれたモンゴルは、


まさに眠れる巨人だ!


蒼きオオカミ達が、日本を目指す


今、ちょうどマイナス40度だという彼女の言葉には


まったく寒さが感じられなかった