折伏と摂受 | 撮影日記

折伏と摂受

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白い蓮の花。蓮は、泥の中に生まれても、泥に染まらず、清浄な花を咲かせる。

画像は、白い蓮でなくピンクにした。

今回は、新興宗教について。

なるべく難しい言葉を使わず簡単にしているので、言葉尻を捉えて非難するのは、なしでお願いしたい。

あらゆる新興宗教に勧誘された経験があるが、キツイのは「創価学会」と「顕正会」だ。

「創価学会」は、あらゆるところに存在し、あらゆる方法で迫ってくる。職場の同僚で退職されたかたが、本をプレゼントしたいというので、家に招いた。
要らなくなった仕事に関する専門書をくれるのかな、ただ貰うのは悪いなと思い、お返しにお気に入りの写真集を用意していた。
貰えたのは池田の本だった。そんなの貰って、大切な写真集をあげなきゃなんないんだ。涙

その後もシツコイ勧誘が続いた。

「顕正会」はさらに、折伏という強引な勧誘をしてくる。
折伏の反対語は摂受らしい。仏教を強引に教えるか、仏教を優しく教えるかであって、勧誘の態度のことではないんだけどね。

しかも折伏は、元々自分の信仰に対する態度を自らいましめる言葉であったのが、後世使い方が変わったのを知っておくべきだ。

仏教は他の宗教に比べてとても理解しにくい宗教だと思う。経典も多種多様、その解釈も多種多様で幅があり、解説者が何故か教祖になってしまう特殊な宗教だ。

日本や中国では、インド以外で作られた経典を偽経という。
インドでも仏陀が言った言葉以外は偽経と見なされる。

仏陀が言った言葉についても、書かれたのは後世で真偽もはっかりしないし、その解釈もバラバラ。

更に法華経に至っては、仏陀の死後500年以上経ってから書かれたもので、仏陀が言った言葉は微塵もない。

法華経の中国語訳もいくつかあり、更に日本語に訳されている。

中国の天台宗と日本の天台宗も全く違う。

法華経の解釈を大幅に変えた日蓮。

天台宗から見たら、単なる破戒僧だ。

末法思想で不安を煽り勧誘していく、カルトの元祖みたいなかただ。

今あるカルト教団よりはましだけどね。

宗教は他の宗教を尊重しなければならない。

人の気持ちや善意を踏みにじるような宗教は良くない。