タイトルの年の新入団選手をコンプリートしたら更新していきます。
※カードが発行されている選手のみ
※外国人選手は入手していなくてもコンプリート扱い
※その年の新入団でも横浜から現役をスタートし移籍した後に出戻りの選手は含まない(例えば、多村仁選手は2013年に横浜に出戻っていますが入団年は1995年なので1995年のページで紹介します。)
初回となる今回は2013年の新入団選手の紹介です。
中畑監督、DeNAとしての2年目のシーズン。
ドラフトでは東浜投手の抽選を外してしまったものの1位で白崎選手を獲得、2位と3位で三嶋選手、井納選手という実力派投手を獲得するなど成功したドラフトだったと思います。
補強にはかなり積極的で、多村、神内、吉川⇔吉村、江尻、山本の3対3トレード、史上初となる同一球団から3人の外国人選手(ソーサ、ソト 、ブランコ)を獲得、そして、福留の獲得には失敗したもののメジャー実績のある外野手、モーガンを獲得するなどDeNAになってから一番の大補強でした。
シーズン成績は5位でしたが、DeNAベイスターズの中でも屈指の楽しいシーズンだったと思います。7点差逆転試合が3試合、ラミレス、中村紀の2000安打達成、中村紀の400本塁打達成など見ていて楽しい、何かやらかしてくれる期待感がとてもありました。長年の定位置であった最下位から脱出し、この年からチーム人気がとても出てきたように思います。
新入団選手
ドラフト
1位 白崎 浩之 内野手
背番号:29(2013〜2015)ー6(2016〜2018途)
応援歌:輝く歴史を その手で刻むため 君はここに現れた 時代のヒーロー
東浜巨投手の外れ1位で獲得した内野手。
ベイスターズ時代は守備力を活かして守備固め、代打など一軍の控え要員として活躍しました。
2018年シーズン途中に伊藤光、赤間謙とのトレードで高城俊人とともにオリックスに移籍、移籍したオリックスでは目ぼしい活躍はなく、残念ながら2020年シーズン限りで退団。
2014年のソフトバンク戦の延長11回サヨナラタイムリー、2017年日本シリーズでのホームランが印象的な活躍でした。
初サインは2015年にインパーソンにて。
2位 三嶋 一輝 投手
背番号:17(2013〜)
ドラフト時には1位候補としても名前が挙がっていた好投手を2巡目のウェーバー順で一番最初だったベイスターズが獲得、ルーキー年から中継ぎ、先発とフル回転しました。オールスター出場、初完投、初完封、145奪三振、防御率3点台と来季以降ベイスターズのエースになれる期待を持たせてくれる活躍をしてくれたと思います。
しかし、2014年の開幕戦で開幕投手として先発した試合で大炎上。その後、2017年までずっと成績は低迷し、もうかつてのような活躍を厳しいのか…と思われていた中、2018年に中継ぎとして復活を果たします。
2018 60試合
2019 71試合
2020 48試合※120試合制
と3年連続ブルペンを支え続け、防御率も年々良化し、2020シーズンは不振の山﨑康に代わってクローザーを務め抜群の安定感を見せるなど、来季以降のベイスターズのリリーフ陣の柱と言える存在になりました。
2021シーズン以降も引き続き活躍を楽しみにしています!
初サインは2013年にインパーソンにて。
3位 井納 翔一 投手
背番号:15(2013〜2020)
大学から社会人4年を経て入団したオールドルーキー。2020シーズンまでに144先発50勝を挙げ、エースとは言えませんが先発ローテを長年担う活躍をしました。
残念ながら2021シーズンからFAで巨人に移籍。
初サインは2013年にインパーソンにて。
4位 赤堀 大智 外野手
背番号:31(2013〜2015)
社会人から4位で入団。1年目のシーズン終盤に初安打初打点を記録しますが以降は結果を残せず3年目のオフに戦力外。ファン対応が素晴らしい選手でした。
初サインは2013年にインパーソンにて。
5位 安部建輝 投手
背番号:43(2013〜2016)
社会人から5位で入団。入団3年間で10登板に終わり、4年目となる2016年にTJ手術を受け、その年限りで戦力外。TJ明けなのでもう一年はチャンスがあるのかなと思いましたが…
初サインは2014年にインパーソンにて。
6位 宮崎 敏郎 内野手
背番号:51(2013〜)
応援歌:さあ振り抜け宮崎 気迫あふれるパワーで 夢描け鮮やかに 空高く
社会人から6位で入団。
1年目に1軍で2本塁打を放つなど長打力を発揮しますが、2年目にベースカバーの際よそ見をして失策を記録し、その後の出場機会を失くしてしまいます。3年目の後半から二塁手として出場機会を伸ばし、2017年には首位打者を獲得、ベイスターズの中心選手へと成長しました。三振が少なく、チャンスに強く、高打率を残せるチームで一番頼れるバッターだと思います。2021シーズン以降の活躍も期待しています!
初サインは2013年にインパーソンにて。
育成1位 今井 金太 投手
背番号:100(2013〜2015)
育成1位指名を受け高卒で入団。3年間の在籍でした。ファームでの出場機会は10→6→2試合と年々少なくなり、活躍することが出来ませんでした。
初サインは2014年にインパーソンにて。
他球団から移籍
・神内 靖 投手
背番号:38(2013〜2014)
ソフトバンクとの3対3トレードで移籍してきた選手の一人。当時ホークスとのトレードの妄想話が出るたびによく名前が挙がっていた覚えがあります。
実績は充分、左投手が少なかった当時のベイスターズにおいてきっと活躍してくれるだろうと期待していましたが、制球難で在籍2年間で目立った活躍は出来ず、退団となってしまいました。
初サインは2014年にインパーソンにて。
・土屋 健二 投手
背番号:45(2013〜2015)
佐藤祥万投手とのトレードで日ハムから移籍。地元横浜高校出身のサウスポー。高校時代から注目していた選手だったので移籍が決まった時は嬉しかったです。
移籍1年目にプロ初勝利を含む2勝を挙げますがその後は目立った活躍は出来ず、2015年オフに戦力外通告を受けました。
初サインは2014年にインパーソンにて。
他球団から移籍(シーズン途中)
・長田 秀一郎 投手
背番号:64(2013途〜終)ー56(2014〜2016)
渡辺直人とのトレードで西武から移籍。
当時、中継ぎとしての実績がある長田投手の獲得は素直に嬉しかったです。(交換相手が応援していた渡辺直人選手だったのがかなりショックでしたが…)
加入後3年間は24試合→52試合→45試合とブルペンを支え続けました。加入4年目となる2016年オフに戦力外通告を受け、退団。
印象に残っているシーンは、2013年に2アウトから3者連続四球を出したもののバレンティンを三振に取ったシーンです笑
初サインは2014年インパーソンにて。
新入団コーチ
・大村 巌 二軍打撃コーチ
背番号:90(2013〜2015、2020〜)
この年から二軍打撃コーチとして入閣、当時伸び悩んでいた筒香を指導したエピソードが有名ですね。
2014年二軍監督兼打撃コーチ、2015年一軍打撃コーチを務めた後退団しロッテに復帰しますが、2020年から再びベイスターズ二軍打撃コーチに就任しました。
初サインは2014年にインパーソンにて。
新外国人選手
・ホルヘ ・ソーサ 投手
背番号:53(2013〜2014)
中日からの移籍トリオの一人。獲得報道が出た当初は年齢的ににブランコ>ソト >ソーサの順で獲得を期待する声が多く、ブランコ(大砲)とソト(左の先発)が取れれば最悪ソーサは…といった声もチラホラあったかと思います。
しかし蓋を開けてみれば、不振の山口に代わって守護神を務め55試合19セーブ防御率1.79という圧巻の成績を残しチームに貢献しました。
翌年は不振に陥りシーズンオフに退団となってしまいましたが、ベイスターズではクルーン以来のリリーフで活躍した外国人選手として深く覚えています。
初サインは2014年にインパーソンにて。
・エンジェルベルト・ソト 投手
背番号:61(2013〜2014)
中日からの移籍トリオの一人。左の先発投手として中日時代の実績を買われて移籍してきましたが1年目は期待外れの成績に終わり、残念なシーズンになりました。2年目にリリーフとして活躍しますが残念ながらこの年限りで退団。3年目シーズンも見たかった選手です。
初サインは2014年にインパーソンにて。
・トニ・ブランコ 内野手
背番号:42(2013〜2014)
応援歌:揺るがぬ確かなプライド 決め球斬る一太刀 仕留めろ鮮やかに 魅せろトニ・ブランコ
中日からの移籍トリオの一人。
ベイスターズ 1年目にあとホームラン王を取れれば三冠王という圧倒的な成績を残し、2013年ベイスターズを象徴する大活躍で、ハマスタにはブランコぶらんこという遊具も設置されるなど神のような活躍でした。2年目に体重増+怪我のコンボでシーズンの半分ほどしか稼働できずその年限りで退団、オリックスへと移籍しました。惜しむ声が多数でしたが代わりに来たロペスの大活躍、オリックス移籍後のブランコの低迷でそんな声も聞かなくなってしまいました。
凄い選手なのに幕切れが怪我と体重増加による劣化だったのは悲しい限りです。
初サインは2014年にインパーソンにて。
・ナイジャー・モーガン 外野手
背番号:27(2013)
応援歌:Go! Go! Go! モーガン×3 ナイジャー・モーガン
前年までメジャーで100試合以上出場していたバリバリのメジャーリーガーがベイスターズに入団。
来日当初は不振で、期待外れの声も多かったですが交流戦から活躍、終わってみれば打率.294、11本塁打とレギュラーとして充分な成績を残し、強烈なキャラクター、パフォーマンス、ファンサービスでファンの心を掴み「Tポーズ」は選手、ファン全員がやるお馴染みのポーズになるほどの大人気でした。
そんな大人気の選手でしたがオフの代理人との交渉が拗れてこの年限りで退団。もっとベイスターズにいて欲しかった選手です。
初サインは2013年にインパーソンにて。(カードではなくボールになので画像省略)
・鄭 凱文 投手
背番号117(2013〜2013途)ー62(2013途〜終)
阪神から戦力外通告を受け、ベイスターズに育成枠で入団した台湾人選手。
開幕前に支配下登録を勝ち取り開幕ローテに入るものの勝利を挙げることは出来ずこの年限りで退団が決定してしまいました。
この年の新入団選手の中で唯一サインを頂いていない選手なので、なんとか頂けるチャンスがあれば頂きたいと思いますが外国人選手はなかなか難しいですね…
・ケビン・モスカテル 捕手
背番号:115(2013〜2014)
育成枠で入団したNPBではかなり珍しい外国人捕手。
公文に通うなど日本に馴染む努力を惜しみませんでした。
残念ながら2年で戦力外、そのまま野球を引退してしまいましたが、横須賀スタジアムで胴上げされるなど愛された選手でした。
初サインは2014年にインパーソンにて。
新外国人選手(シーズン途中)
・ティム・コーコラン 投手
背番号:56(2013途〜終)
シーズン途中にベイスターズに加入。
7試合に先発するも1勝、防御率5.61と活躍できずオフに退団となってしまいました。
初サインは2013年にインパーソンにて。(色紙なので画像省略)
【カード話】アメリカ時代のカードは多数ありますが、ベイスターズ時代のカードは退団後に発売されたオーナーズリーグのカード1枚のみ。このカードにサインを貰っている熱心なコレクターの方はいるのでしょうか…
以上になります。またコンプした年度が出て来る度に更新していきます。