些か何処に出向くにも、
暖房の効きすぎた車内に立ち入るのが億劫になる。
オンボロの腐った備え付けの空調設備では、
日中の気温に勝てない。
夜勤明けで十分に熱せられた車を、
少なくともタイムカードを切る五分前には、
エンジンを付けてフルマックスのクーラーにしておく。
そこまでが夏場の仕事内容になる。
だいたい、オンボロを掴ましたあの車屋には
日々感謝している。
どういった機転の効かせ方で要望した車種より、
一つ古い型が来るのか、二年ばかし乗っているが、
謎が深まる一方である。
とりあえず買い替えの予定も無いので
後数年はコレで頭を抱える事が出来る。
愛着もほぼほぼ湧かないので、「足」の認識が強い。
今年は、はち切れんばかりに
夏を堪能してやろうと考えているが、
七月頭から部屋のクーラーを二十二度に設定し、
扇風機まで引っ張り込んでしまった。
これからやってくる本番には、
十度位まで下がるクーラーでも探して来ないと、
打ち負けそうだ。
こんなことばかり考えていても、
一番好きな季節は?と聞かれたら
迷い無く「夏」と答えるので、
既に脳のタンパク質が凝固している可能性がある。
稀に都合良く記憶が無くなる人が居るが、
アレも恐らくは、例年の暑さで
脳にダメージを負った被害者であるに違いない。
今年の頭には想像も出来なかった場所に
行けたり行けなかったり、
将また流れたりもした。
身の振り方一つで大いに環境も変わった。
出来なかった事を順々に追っていくのは、
本当に楽しいと感じる。
さて、ここからが本題なのですが。
来たる八月からスタートで、
あのバンドでギターを弾かせて貰う事になりました。
右も左も分からない高校生の時代からずっと先輩。
精一杯頑張ります。
よろしくお願いします。
押忍。
