久しぶりの病院。

目的は9/末から10/初のかけて、実施したピロリ菌除菌の検査。

前回は血液で調べたが、

今回は尿素呼気試験方法というものに変わった。

ピロリ菌というのは、胃の中の尿素をアンモニアと

二酸化炭素に分解する性質があるらしく、

それを利用した試験法ということ。

検査はいたって簡単。

まず、息を袋に一定量はき出し、その後尿素(錠剤)を飲む。

しばらく待って、また息を袋にはき出す。

これで終わり(患者は)。

尿素(錠剤)を飲む前と飲んだ後では、

吐く息に含まれる二酸化炭素が

飲んだ後の方が多くなるという理屈。


朝飯は食べたらダメ。

そんなこと全然認識していなくて、もしかしてと

前夜に注意事項を確認したらそう書いてあった。

危なかった。


1週間の除菌期間は下痢に悩まされたこともあり、

その分の効果があるとうれしいとこではある。

明るく、ピロリ君さよなら~もうこないでね~と行きたいかぎり。

結果は当日は出ないので、再来週また来院しなければならない。


病院にいたのは30分弱、短時間で済んだ。

再来週、結果を聞きに来て、12月中頃には1年3か月の定期検査だ。

いや、もうすぐではないか・・・。いやだなぁ。

胃がんサバイバーとして、甘えている、

贅沢だというのはわかっているが、

正直、あと半年くらい病院には行きたくないのである。

病院に行くと、心がざわついてしまうもので。


話は変わるが最近の生活がどうかというと、

9月に1年間の術後補助化学療法が終わり、

さあこれから体力と免疫力を付けようと張り切っていたものの

現実はうまくいかず、仕事がアホみたいな感じになったせいで

平日の帰宅は午前様の連続で、

毎日寝不足、週末は寝不足解消で

部屋でごろごろりとしている日々となってしまっている。

やはり、胃切除、1年間の抗がん剤服用で、

元々あった体力が激落ちしていると感じる。

とてもじゃないが、これじゃあ、

体力、免疫力は上がるどころかさらに下がってしまう。

まずい、まずい。これはまずい。


前から思っていたのだが、うちの部署は忙しくなると

ブラックの気が出てくるので、気を付けねばなるまい。

がん発覚前なら、こなせていた体力が今の所ないし、

体力付ける機会すら、無くなっている。

愚痴で終わらせないで、どうした方がいいのか、

ちょっと真剣に考えてみよう。