9/19

胃がん手術後、1年経ちました。

まさに1年前のこの日に、手術台の上にいたわけです。


年々歳を重ねるたびに、

時が経つのが早く感じられるようになってるのですが、

この件に関しては、どうかな。

いや~、早かったな~とは、正直思えてません。

あまり鮮明な当日の記憶が無い(当たり前か?)

というのも、理由かもしれませんが、

あ~もう1年か~と言うよりか、

しみじみと、1年か~と言う感じです。

あまり感動が無い、自分に少しばかりがっかり。


振り返り録の方が、術前で止まっているので

なんとか思い出して、続きを書いておきたいとは思ってます。


で、まあ同じ日に術後1年検査の結果を聞きに行ったわけですが、

先に結果を言っちゃえば、転移、再発無しでした。

あー良かった。

こう書くと、軽いですが実はヘタレ虫が騒いでいて、呼ばれるまで結構緊張してました。

心の中では、落ち着くよう、色々取り計らっていましたが、

ふと気づくと、お腹が脈打って動いていて、なるほど身体は正直です。


結果の細かいところでは、

慢性胃炎

脂肪肝

という診断。

へ?慢性胃炎?  へへぇ!?脂肪肝!?と驚きましたが

慢性胃炎は胃切除すれば、普通にある症状で、

脂肪肝は主治医もはて?と言う感じです。

小さいし肝機能数値が悪くないから、問題ないでしょうとのことですが、

ちょっと気になる。

あと、本日の血液検査も特に問題は無し。

白血球は正常値に戻っているし、肝臓、腎臓の数値も問題無し。

只、いつもの腫瘍マーカーCAE。

あいかわらず、基準値ちょい超えで行ったり来たり。

今の所の見解はこの1年経過観察した限りでは、体質でしょうということ。

基準値内とスッキリ行きたいのですが、これに関しては

もう、しようがない。急増しない限りは、あきらめて傍観していよう。


で、TS-1は、8クール終わりましたってことで、終了しました。あっさり。

次もあるのか?という疑問のまま、8クールに挑んだので、

なんか、うぉー終わったぁ!という感動が無い。

まあ、でもとりあえず終了。

というわけで、術後補助化学療法期間が終わりました。


主治医曰く、あとは人事を尽くして天命を待つ。だって。

そうですね、とその時はそう思った。けど

よく考えてみると、それは病院側の視点であって、

私自身はまだ、人事を尽くしていない。確実にそう言い切れる。

体質を変える、ストレスフリーな思考、生活、等々。

やるべきことが今、中途半端だと感じています。



己の体の中にがんが残っているのか、いないのか今の時点では

誰もわからないです。

それでも、これからはTS1による制御は無い。自己の力のみ。


つまりは、ここからがスタートってことですかな。

あらためて、そう思います。

2年目終了に向けて、より一層がんばらねば。