雪のニュースで思い出しましたが、
cocoちゃんが亡くなってから、頭の中でずっと流れていたのは、
レニオロメン「粉雪」でした。
12月に放送していたドラマの主題歌でしたが、
一度だけ、cocoちゃんを抱っこして見ました。
少女が不治の病で亡くなってしまう話でした。
悲しいことは、いつもテレビの向こう側のことで、
自分には、関係ないと思っていました。
不幸な事件や事故も、自分に起こるはずがないと
勝手に思い込んでいました。
もちろんSIDSは知っていましたが、
自分には関係ないことでした。
ところが、告別式の朝の出棺のとき、
車に乗り込み、見送る近所の人々を見ました。
まさに僕が「テレビの向こう側の不幸な人」に
なっていました。