トミカプレミアムのフィアット500は、タカラトミーモール特販モデルとしても登場しました。

レギュラー品の時にもお話しましたが、フィアット500の一般的なイメージとして、クリーム色のボディカラーを思い浮かべる方が多いのですが、それはアニメ『ルパン三世カリオストロの城』にて、スクリーンの中での活躍する印象が強かったからに他ありません。よってカタログ仕様にクリーム色は存在しなかった為、実車を知る者とすればレギュラー品のボディカラーは、少々不満の残る仕様でした。

私も『ルパン三世カリオストロの城』は大好きなアニメ映画で、トミカプレミアムとしてノーマル仕様が出る少し前に発売された、ドリームトミカの『カリオストロの城』仕様を手にしており、お気に入りの1台となっています。ですからクリーム色はドリームトミカだけてよく、レギュラー品で今回お送りする、このホワイトが欲しいと思っていました。

昔のテレビドキュメンタリー『兼高かおる世界の旅』で見たイタリアの風景に、初めからくすんだ様な、ホワイトのフィアット500を沢山見た記憶があります。私はその印象が強かった為、クリーム色に不完全燃焼的な思いがあった事もあり、このモデルが出た時は直ぐに手にしました。

手にして見ると非常に実感的で、レギュラー品とは塗装以外に何も変更が無いのですが、何だかくたびれた感を出す為に、エージングが施されている様な錯覚に陥る、活きたフィアット500の素晴らしい仕上がりです。

私的な結論とすれば、レギュラー品とタカラトミーモールの特販品を入れ替え、こちらのホワイトをレギュラー品として製品化して欲しかった・・と、思った次第です。

2019年2月発売 発売価格800円(税別価格)