昨日お送りした『月刊ミニチュアカー200号記念セット』のVWマイクロバスT2に続けてセットのもう1台からVWタイプ1、言わずと知れた所謂ビートルのモデルです。

当コレクションにおいて、VWタイプ2のバス及びデリバリーバンは、コレクションの3本柱の1つとして数百台を所有していますが、ことタイプ1ビートルとなると数える程しか無く、トミカに及んでは実にこの1台しか手元にありません。強いて言えば近年発売されたトミカプレミアムを購入していますが、それも殆どその場の思いつきで衝動買いしたもので、それ以来ビートルのモデルの増備は、今のところありません。

この様に私が意識的にビートルのモデルに手を出さないのは、ミニカー界でも世界的にモデル数が多いビートルの事、めり込むと大変な事になるからで、ミニやフィアット500と共に大好きな車種にも関わらず、ミニカーのコレクションとしては特例以外に購入しない様にしています。特にトミカの場合は新発売当時から、バリエーションが増幅する事が目に見えていたので、小学生ながらもこづかいが続かなくなると目に見えていて、またトミカからタイプ2のモデル化が発表されると、そちらの方のコレクションに力を注ぐ方が良いと考え、初めから1台でも買う事を止めていた次第です。

さてこの記念モデル、先述べの中の『特例』購入の1台で、もちろんタイプ2が欲しくて買ったセットなので、必然的に付属して来た為に手元にあります。モデルのボディカラーはタイプ2と同じですが、記念モデルとしての主張はルーフの記念エンブレムのみとなります。側面に何も入らないので少々物足りなく思えますが、乗用車の側面へ無理にロゴマーク等を入れると、何となく滑稽なイメージになると私は思い、また展示するとケース越しに上から見る事の方が多いとも感じるので、これで正解だったと思います。

今見ても非常に出来が良いトミカのビートル。この記念モデルの1台を見ていると、せめてレギュラー品の初期モデルだけでも買っておけば良かったと、今更ながらちょっぴり後悔しています。

1985年9月発売 発売当時価格 忘れたので調査中