とりあえず引き取ったマジョレット製のVWデリバリーバン。パインアメ仕様として完成しました。

いつもの様にビフォー・アフターでご覧下さい。

当ファクトリーに到着直後の様子。恐らく子供に遊び倒されて、足回りが破損して傾いていました。
そして数週間後に『パインアメ』仕様として生還!
完全に目が死んでまるでゾンビの様だったフロントビューは…
『パインアメ』のマークで飾られ明るい表情に!
死神に祟られたかの様に傾いていたリアビューも…
『パインアメ』のロゴと色入れで甦りました。
サイドビューも直視出来ない痛々しい状態から…
『パインアメ』の大きなロゴで視線を集める程に!
実際に一度は廃棄されたミニカーでした。
それがまさかの復活劇。今年話題の商品とのコラボモデルとして再び現役復帰です。
完成公式写真。
同上
最後に実際の『パインアメ』と記念撮影です。

今回のレストレーションは、このモデル個体を救う事から始まり、手にしてからテーマを決めたので、結果殆ど急場しのぎで仕上げる作業となりました。

とりあえず引き取った時は、先ず基本的な状態に戻す事が出来るか否か、例え元に戻せなくても100円で手にしたのだから、まぁ『ダメで元々』言う気楽な感じでレストレーションをスタートしました。

何とかミニカーを元に状態に戻せたので、あとは仕様の設定です。まずVWデリバリーバンとしてムーンアイズやサーファー仕様は、私らしい仕様ながらもありふれた仕様なので脱落、ローダウン仕様も最近は個性が無いので気分的に無理。完全ノーマル仕様もいいのですが、せっかくなので面白い仕様をと考えて行くと、関西人の私として関西らしい仕様を色々と並べて考え、今年38年振りに日本一となった『阪神タイガース』仕様も候補に、一度はデザインを考えていました。しかし『阪神タイガース』は関西人なら誰でも思い浮かぶ仕様であり、モデラーとして凡人的な発想と思われるのも面白くありません。そこで『阪神タイガース』繋がりで、岡田監督が愛食していた『パインアメ』仕様が思いつきました。

『パインアメ』は関西地区では昔から馴染みの飴なのですが、岡田監督のお陰で更にその知名度が上り、監督の『A・R・E』発言の影響もあり『パインアレ』と言う名変の商品も現れるぐらいでした。しかし『パインアレ』仕様としてしまうと、2023年のみの仕様となってしまうので、普通に『パインアメ』仕様としました。また『パインアメ』は、このアーリータイプのVWデリバリーバンが現役の頃から売られていたので、そう言った面からも違和感が無いと思いました。

デザインは『パインアメ』の袋をイメージ。すなわちパインナップルのカラーです。またホイールは『パインアメ』そのものをデザイン。モデル全体で『パインアメ』という商品を表しています。

実際の出来は、先述べの様に急場しのぎで仕上げた為、自己採点では60点位なのですが、昔から馴染みの商品ながらも、私が長年のファンである『阪神タイガース』日本一の影響で、今年更にブレイクした『パインアメ』とコラボした、私の好きな車種のモデルを作る事が出来た、結果オーライ的なミニカーとして出来上がりました。

いつもながら退屈な連載をご覧頂き、ありがとうございました。