北海道から大阪にやって来た、ロングトミカの三菱ふそうワンマンバスのレストレーション。第一の難関である中扉の開閉つまみを復元します。


扉は前中共に変色が激しいのですが、それは後で何とでもなります。問題はどの様にして折れたのか想像もつかない、中扉の開閉用のつまみの欠損です。

まず折れたつまみの跡に切り欠けを作ります。

そこに扉と同一素材でつまみを作り、仮接着の後に低温ハンダゴテで熱着用して型を整えます。

とりあえず外観上も元に戻り・・

取り扱い難い素材でしたが、約1日で硬化し実用強度に達しました。

オリジナルと並べても遜色は無いと思いますが、如何なもんでしょうか?