レストレーションが完成した Siku製 V220 テンポマタドールバス。

フロントビュー。
当時のSiku製モデルのチャームポイントである、ダイヤカットのヘッドライトも再現。光を当てるとキラキラと乱反射して輝いています。

リアビュー。
ガンダムカラーのMSグリーンが原型のカラーに近く、当時物の雰囲気は十分再現出来たと思います。シンプルなリアビューも美しく仕上がりました。

リアサイドドアの開閉機構も勿論原型通りに再現。スムーズに開閉します。

ボディとシャシを固定する為のハトメによるカシメも再現。パチンとはめ込みましたが、更に凝固に固定する為に『メタルロック』を併用しています。

シャフトとスプリングを磨き上げた事もあり、走行もスムーズで、キュルキュルと言う異常音も皆無になりました。思い通りの仕上がりを見る事が出来た、有意義なレストレーションでした。


Sikuのテンポマタドールバスのレストレーションが完成しました。当初の目標通り再現度85%は達成出来たと思います。
述べ5日程度を要した今回のレストレーションですが、最初の構想から10年程経っていた事を思うと、ある意味完成まで長い道程だったと思います。

何と言っても、ガンダムカラーのMSグリーンによるボディカラー再現度が素晴らしく、よくもここまで似たカラーがあったと思い、この事が今回のレストレーションを急展開する原動力になったのは、間違いありません。更にダイヤカットのヘッドライト用のジュエリーシールと、ボディとシャシを固定する為の、原型に近いサイズのハトメが見つかった事も、大きな要因となっています。

もしオリジナルの箱付美品が出て来たとしても、高価な為に簡単に買う事は無理なので、こうして自己満足のプライベートレストレーションながらも、美品を手にする事が出来た、有意義な今回のレストレーションでした。

これでSiku製テンポマタドールバスのレストレーションを終わります。