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Sikuのテンポマタドールバスのレストレーション。その1の冒頭にお話した様に塗装剥離行程を終えた直後、撮影に使っていたスマホを水没させてしまい、塗装から組み立ての行程の記録が出来なくなってしまいました。新しいスマホが来るまで、レストレーションを中断すればよかったのですが、今回は早くから完成した姿が見える行程だった為、工作を止める事無く、新しいスマホを買いに行く直前までレストレーションの工作を続行していました。
と、言う訳で今回は塗装に使った塗料と、組み立てに使った流用パーツについて、それぞれご説明したいと思います。先ずは塗料、今回は全て缶スプレーによる塗装を施しました。下地はホワイトプラサフを全体に吹き付けて整えました。このホワイトプラサフは一度で下地から下塗りまで仕上がるのが、大きな利点です。
本塗装の塗料については、オリジナルに近い『ウグイス色』を色々と探した結果、ガンダムカラーの『MSグリーン』がベストと判断し採用。これは大正解で僅かに白味が勝っているものの、恐らく新品の時はこの様な色調だったと思わせる、絶妙なカラーだと思います。
当時のSiku製モデルのチャームポイントである、ダイヤカットのヘッドライトレンズは、100円ショップて売っている『ジュエリーシール』の、一番小さな物を利用し、カラーはゴールドを選択しました。しかもドンピシャリとヘッドライトベゼルに納まり、見事に原型の雰囲気を再現する事に成功しました。
ボディとシャシの固定は、元のハトメによるカシメを再現する為に、オリジナルとほぼ同等のサイズのハトメを入手しました。ハトメを元通りにパチンとはめ込みますが、より凝固な固定を求める為にメタルロックを併用しています。
次回、いよいよ現代に甦った、Sikuのテンポマタドールバスの姿をご披露致します。
つづく・・・・