2006年に発売された、トミーテックカーコレ80の第1弾から、50系クラウンバンのモデルです。

何せトミーテックさんは、この車種が大好きだった様で、TLVを筆頭に1/150のカーコレまで、ノーマル車から特装車に至るワイドバリエーションを展開しました。各シリーズで重複する仕様と独自の仕様があり、ジオコレシリーズらしく、スケール別で商品展開を変えていました。

ノーマル仕様は各スケールに存在しましたが、TLVではワゴンを選択していたのに対し、カーコレ80はバンを、カーコレはスケールが小さいので、どちらにも見る事が出来ます。

カーコレ80第1弾のノーマル仕様は、意外にもこのアイボリーのみで、カラーバリエーションはありませんでした。仕上がりはご覧の通り秀逸で、もう製品化に手慣れた車種でもあるので、スケールを越えた出来栄えは、既に安定したものです。空荷状態で後部が少し上がり気味のプロポーションは、当時街中で見掛けた印象そのままです。リアゲートは上下分割開閉式を再現している様子で、クウォーターウインドウには、きちんと保護棒の表現もあります。

とにかく良く出来たモデルとして、この手のクルマが好きな向きには、各バリエーションを含めて、今からでもコレクションに加える事を、広く勧められるモデルです。

2006年3月発売 発売当時価格 420円(ブラインド販売 税別価格)