緊急車の項、続いてカーコレ第11弾から初代クラウン後期型のパトカーとなります。第11弾のラインナップにはノーマル車もありましたが、そちらは『昭和のクラウン』の項を参照にして頂きたいと思います。

初代クラウンは1950年代後半から1960年代中頃にかけて、様々なシーンで活躍が見られたクルマですが、その時代を再現するジオラマには欠かせない脇役であり、ノーマル車はもちろん、このパトカーやタクシー等も重要な役割を果たすモデルと言えます。

再現度は申し分無く、こうしてアップで見ると1/150と言うNスケールを感じさせない程で、フロントグリル周りやサイドライン等の的確さは、目を見張るものがあります。パトカーのディテールに関しては、美しい塗り分けと、スケールに見合ったパトライトで完璧で、トータルで素晴らしい仕上がりを見せています。

ミニカー及びジオラマの世界において、この時代のクルマのモデルが人気となって久しいのですが、そう言った中でも定番のクルマの定番の仕様として、欠かせないモデルと言えると思います。

2011年8月発売 発売当時価格 580円 (2台入り税別ブランド販売価格)