
前回に続いてダイヤペットチェリカのK71サンバー360、全ミニカーを通じて未だに唯一のモデルである、ヤクルトの運搬車です。
ペプシコーラも新塗装でセンセーショナルな製品でしたが、このヤクルトは更に新鮮なモデルで、カラーリングもヤクルトから指定の色合いにする等、結構こだわりのある仕様です。
モノの本で読んだところによると、このモデルが発売された当時、ヤクルトではK71サンバー360は採用されておらず、実物と違う等と審議があったらしく、また先述べのカラーの指定や、ヤクルトとジョアのロゴも、ヤクルト側の意見を採り入れた為、米澤玩具側の考えと少々違った仕上がりになってしまった様です。
その様な事もあり、コレクター側から見ると、ミニカーとしては結構リアルなヤクルト運搬車となっており、無用に大きなロゴではなく、真実に近いスタイルになっている様です。
この個体も当時から私が所有して来た、ワンオーナーですが、これは岐阜県の大垣市内の玩具店で購入、まさかの土地で購入した思い出のモデルです。ペプシコーラと次のフラワーショップ仕様は、近所の玩具店で購入した物ですが、このヤクルト運搬車は何故か近所に無く、親戚の結婚式で訪れた大垣市で、たまたま入った玩具店にて見つけて、即購入したものです。
その頃、既にダイヤペットチェリカはシリーズが廃盤になっており、当時としても嬉しかったと記憶しています。
とにかく魅力的な仕様のK71サンバー360なので、私のサンバーコレクションの中でも、特にお気に入りの1台となっています。
1974年3月発売 発売当時価格240円

