
前回の60年式に続きTLVのスバル360
コンバーチブル、今回は61年式です。
1年違うだけで様々な改良が行われていた、
スバル360ですが、この61年式になると、
トップにあった『SUBARU』のオーナメンドが無くなるなど、外観上で更に変化があり、
これがデメキンスタイルの最終型になります。
翌62年式からお馴染みの、ヘッドライトベゼルを持つタイプを、デラックスグレードから採用、近代型のスバルの第一歩の踏み出しです。
モデルも幌の開閉に留まらず、60年式と区別されており、オーナメンドの有無はもちろんの事、タイヤもホワイトリボン付きに変更され、バリエーションのメリハリを付けています。
ボディカラーは同じなのですが、この頃のスバル360のイメージカラーなので、これはこれで良く、現役当時を彷彿とさせるものです。
コンバーチブルのバリエーションも、ここまで揃えば十分なので、出来れば次は、変化球的な『コマーシャル』のモデルが欲しいと思い、コンバーチブルと似ていて非なるルーフを中心に、クォーターウインドウ等の違いを、TLV流の素晴らしい仕上がりで期待したいものです。
スバル360の全体の生産台数から見れば、少数派だったコンバーチブルですが、当時の庶民が憧れたカーライフをそのまま現した様で、その存在自体が夢を与える、バリエーションだったと言えるでしょう。
2019年8月発売 発売価格2,500円(税別価格)