昨日の台風19号で被害に遭われた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧と、被災された皆様の生活が元に戻れる様に、心からお祈り致しております。

 

走行部分の不調の原因は判明したので、その対策は完成後でも十分可能と判断した上で、

肝心の車体の工作を、どんどん進めて行く方向で、この先は美しく仕上げなければならない

部分でもあり、手際の良さと工作の経験が活かされる場面なので、気合いを入れます。

正面の窓枠の色入れは、モールドが結構しっかりとしているので、マスキングの良し悪しで、

その仕上がりが大きく左右され、また顔の印象も決まるので、心して塗装を施します

窓枠のモールドに沿って詳しくマスキングをしますが、サイドに回り込む部分は、元々前面と

側板の継ぎ目で塗り分け、その継ぎ目を目立たない様にして仕上げます。このED92形は

国鉄の電気機関車で初めて、コーナーの窓にパノラミックウインドウを採用した形式なので、

その表現も兼ねている訳で、4つのコーナーの面、全て同じ様な位置で塗り分けて行きます。

しかし、前面の妻板パーツも微妙に寸法が違っているので、杓子定規に合わせて行くと、

違った位置で塗り分けしまう事になるので、この組み立てた状態を基準に塗り分けます。

 

結果は上場で、窓枠の色入れだけで、ここまで表情が変わる効果があるとは思わず、

これから先が実際の正念場になるのですが、工作する意欲が更に湧いて来る様です。

 

さて、オークション出品時に無いとされていた飾り帯のデカールが、インナーパッケージの

裏側に挟まっていたので、複製の為にストックの袋を破らずに済みそうです。どの道でも、

そのままでは使用に耐えられないので、パソコンでスキャンして複製するのですが・・・

 

                                                   つづく・・・