


2014年にインプレッサから独立して登場したWRXは、国際車種でもあり
日本国内で発売される前に、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパ、台湾から
先行発売され、それから程なくして、日本市場に導入されたました
クルマとしては、プラットホームやエンジン等、レヴォーグと共通した部分が多く
同時に開発された事がそれを物語っており、フロントスタイルも近年のスバル車の
何とも没個性なお面となっているのが、兄弟車種の証とも言えます
性能は私が語る間でもないのですが、スバル伝統のボクサーエンジンを搭載し
直噴ターボにより2リッター、2.5リッターともに300psを軽くオーバー
その大馬力を受け止める足は、全車種これまたお家芸であるAWDです
トミカのWRXは2015年7月に発売、6月発売のレヴォーグに続きトミカは
(78‐9 レヴォーグ http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/34638267.html)
スバル車を連続製品化し、最近の『新型スバリスト』諸氏はさぞ嬉しかったでしょう
トミカのスバル車共通のアクションとして、ボンネットが開閉するのは面白く
私も『旧型スバリスト』としてこれは非常に嬉しく、今後もスバル車の新製品が
開発される時には、是非とも伝統として、継承して頂きたいアクションです
一般バリエーションは、通常仕様のWRブルーと初回特別仕様のブラックがあります
なお、製品ナンバー112番は、ここ三代続けてスバル車の指定席となっており
先代の112‐6がフォレスター、その前の112‐5がレガシィB4です
(フォレスター http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/33284778.html)
(レガシィB4 http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/24393860.html)
高い信頼性や先進の技術は、21世紀になって、更に大きく進化したスバル車ですが
トヨタの傘下に入り、原点でもあり、一番の信頼を得ていた軽自動車の生産を止め
もう完全に高級車の範疇に入る、このWRXの様な、高嶺の花的クルマばかりを
主力車種にしてしまった富士重工は、既に私の思っていたメーカーではありません
クルマ業界の社会的な環境や、時代の流れと言われたなら、私も黙ってしまいます
しかし高い信頼性や優れた先進技術を持ちながら、職人気質やこだわり、言い換えれば
どこか不器用な面を持ち合わせていた、かつての富士重工が私は大好きでした
確かに現代のスバル車は、あらゆる面で『凄い』のですが、実際に運転してみると
他のメーカーのクルマと、どこが違うのかと思ってしまいます
360軽をはじめ、歴代の軽自動車、初代レガシィや初代インプレッサ等、乗るだけで
心から感動する何かがありましたが、それが現代のスバル車に大きく欠けていると
約半世紀前のスバル車に乗り続けている、半世紀を生きて来たオッサンは思います
2015年7月発売 発売価格450円(税抜き価格)