








その22(http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/35120976.html)
今回は怪我をする前日までに仕上げた工程で、本来なら二回に分ける内容ですが
手先が利く様になると、急激に工作が進むと思う為、取り急ぎ合併号と致します
本体の裏側、つまり内装関係とウインドウ周りを、合わせて工作する事にします
ヘッドライトの内側は、フロントパネルから直接ライトケースが突き出た形となり
キットのままだと、パーツの裏側がそのままとなってしまい、ドアを開けた時に
リアル感が損われてしまう為、丸いパーツを利用して、ライトケースを表現します
実車の形状と少し違いますが(実車はだ円状)雰囲気で十分、荷物棚で一部は影に
なってしまう為、そこまで干渉せず、ボディー上半分と同じ色に塗って取り付けます
側窓は側ドア窓とともに、ボディー同色のサッシなので、そのままとしますが
後部窓枠と同様に、やはり内径を黒で塗装し、奥行きにHゴムがある様に表現します
ウインドウの透明パーツは、写真右から、リアウインドウ、使用しないヘッドライト
側窓及び側ドア用6枚、そしてフロントウインドウで、キャビンドアのウインドウは
元から無く、スクラッチとなりますが、それはキャビンドアの工作で説明します
この透明パーツは、お手本キットのレベル製には無く、このキットのオリジナルです
(レベル製は、透明プラ板を説明書にある寸法で、切り出す様になっています)
その為、手作業で寸法取りしたのか、特に側窓は一枚毎に微妙に寸法が違っており
また本体の窓枠と数ミリ違いのタイトな設計で、更にフロントウインドウは、外側の
Hゴムと、ほぼ同じ大きさなので余裕が無く、接着取り付けには神経を使いました
確かに当時としては実感的ですが、組み立て難さは、やはり半世紀前の設計です
接着は透明ゴム系接着剤で行い、つまようじの先にほんの少量付けて接着しました
ウインドウ類を全て取り付け、次に追加工作した内張りを、ウインドウを基準に
各ドアとバランスを取って装着、これは大正解で、非常に単純な内張りながらも
初めからセットされたパーツの様で、このキットにお似合いの仕上がりになりました
また追加工作として、テールレンズの裏側部分に、メッキテープを貼っておきます
ここでやっと、ウインドウの付いた側ドアも完全装着、幾度かの微調整の甲斐もあって
キット本来のアバウトな蝶番でも、スムーズに開閉可能な仕上がりになりました
最後にドアノブに、クロームシルバーを色差しして、今回は終了です
これで車体裏側の工作は、運転席周り等、ほんの少しを残すだけになりました
残る大きな工作は、キャビンドアのディテール追加と、ウインドウ類の製作ですが
これから後は怪我の患部を抜糸し、手先がさらに復活してからになります
つづく・・・