


60年代から70年代の英国を代表するグランツーリスモ、ジャガーEタイプです
1961年に登場したジャガーEタイプは、それまでの古典的なXKシリーズから一転
モダンで高級感溢れる、正にジェントルマンに相応しい、GTに変貌しました
いかにも1960年代を感じさせる、ロングノーズ・ショートデッキのスタイルは
流線型という言葉を、そのままクルマで表した様な、美しいスタイリングであり
初期型は、3781ccの直6気筒エンジンを搭載、当時としては十分な性能を持ち
それでいて他のGTより、比較的安価であった為、特にアメリカでヒットしました
改良が加えられ、1975年まで14年間生産され、ロングセラーを保っていましたが
最終的には、5343ccのV12気筒のエンジンを搭載していました
私個人としては、市販最初期形のシリーズ1が好みで、シンプルなディテールは
美しい流線型のスタイリングを、一切スポイルする事なく、バランスが取れていますが
年を追うごとにゴテゴテムードが増し、70年代のモデルは顔つきも変ってしまい
せっかくの美しい流麗なフォルムも、台無しになってしまったように感じます
モデルは、恐らく私の好きな、最初期形をプロトタイプにしているように思いますが
まあ、出来がグリコのおまけレヴェルなので、そこまで追求する事も無いと思います
しかし、ロングノーズ・ショートデッキのディフォルメ感、グラマラスなサイドビュー
この出来の中でも見事に再現されている、スポーク・ホイールなどは見所であり
おまけレヴェルとは侮れない、eko社製モデルの底力を、ここに見るようです
当ガレージに生息するこの個体は、クリーム色なのですが、これでダークレッドか
はたまた、ブリテッシュグリーンだったら最高なモデルなのですが、もしかしたら
カラーバリエーションで、存在しているかも知れませんね・・・