


主に1970年代前半に活躍した、日産エコーのモデルを今回はお題に上げたいと思います
日本国内のエコーと殆ど変らないスタイルを持つ、この香港ミニバス仕様は、ショートボディーをベースとし
14人分の座席を有するもので、国内仕様なら補助席を入れて21人乗りとなるものです
香港のミニバスについて、私はあまり詳しくはないのですが、日本同様に左側通行となる為
扉の方向も同じで、親近感のあるスタイルを持ち、このまま日本の道路を走っていても不思議ではありません
よってこのモデルもコレクションに加えたわけですが、日産エコーのモデルとしても非常に珍重されるもので
最近ではTLVから後継車の日産シビリアンがモデル化され、ここでも今迄発売されたバリエーション全て
アップしていますが、エコーとなれば、バンダイ・エアポートシリーズの救急車仕様しか思い浮かばず
(バンダイ・エアーポート救急車 http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/27861024.html)
また1970年代の日本製マイクロバスのスケールモデルとしても、非常に貴重なモデルとなっています
出来は良く、独特のカラーリングや灯火類の色差しも美しく、窓のサッシもピシッと決まっており
バックミラーも少々オーバースケールながら、それも許容範囲で、全体的に好感度の高いモデルです
モデルとなったのはエコーとしては後期型の、ヘッドライトとグリルが一体化された顔を持つもので
シビリアンに近い雰囲気がありますが、『Echo』のエンブレムが車種を主張しています
1/76という、バスの国際スケールを採用、他の大型バスと並べるとリアルで臨場感溢れるもので
さらに香港トラムやタクシーを加えると、それだけで香港の雑踏の音が聞こえてくるようです
日本では、マイクロバスのスケールモデルは、まだあまり普及していないのが現状ですが
この香港の日本製ミニバスのモデルは、あまり知られていないながら、結構な数が存在しており
少数ながらも当車庫にも所属しているので、今後もランダムにインプレッションしたいと思います
2012年発売 香港輸入購入価格1,800円