





皆さんからの大きな声援を受け、五月らしい青空の下、今朝から始まりました
機密組織のドンのゴット・ハンドに期待しつつ、エンジンの分解に取り掛かってもらい
いよいよプロジェクトの幕は切って落とされました
とりあえず何をするにしても、エンジン本体周辺を外さないといけないと、車内に入り
エンジン前側より機密組織のドンの手が手際よく、明確に各パーツを外してゆきます
そしてエクゾースト・マニホールドを外した時、ミッションカバーの上におびただしいオイルスラッジが・・
「ひょっとするとオイル漏れの原因は、このカバーを締めているボルトの緩みか、或はガスケットかも・・」
と、カバーのボルトをレンチで回すと少々緩くなっていて、オイルが漏れている可能性が高いと
ミッション内を覗くと、ミッションオイルが殆ど無くなっており、漏れているのが明確になりました
せっかくなので、ガスケットも交換する事になり、すぐにガスケット用紙で作り始めました
10分程でガスケットは完成、調達したギアオイルを補給し、再び組み上げ、久々にエンジンに火を入れました
「ピストンリングの交換も視野に入れていただけに、これで直れば復帰も案外早いですよ」と
安堵の表情も浮かべるようにお互いなっていました、この時までは・・・・・・
久々にエンジンに火が入った事で、モウモウとした白煙の中、とりあえずもう一度エンジンを点検
すると今し方、きれいに掃除した部分が、またもやオイルで汚れ、しかも何処からか噴出したような
相当酷い状態で、さらにもう一度エクゾースト・マニホールドを外すと、結構なオイルが流れ出て来ました
しかもエンジンオイル~2ストオイルではなく、先ほど補給したミッションオイルが出て来るではありませんか!
何故、ミッションオイルがエンジン内から噴出したのか、本当に2ストオイルは燃焼しているのか
あの白煙の臭いが何か違っていたので、やはりミッションオイルが燃えていたのか・・・・
ミッション及びエンジン内のオイルシールがダメなら、どうして外にオイルが噴出しているのか・・・
何れにせよ、ミッションケースをバラさないと原因は解明出来ず、またそれを行うには
エンジンを降ろさないと不可能なので、かなり事態は深刻になりつつあります
結局連休明けに工場に運ぶ予定となり、機密組織のドンから次の指令を待つ事になりました
更にブレーキ関係のオーバーホールや、肝心の車検にパスするという課題も残っています
今年の初夏を、K163で再び走る事は絶望的になりましたが、復帰への道は始まったばかりなので
次のステップを見据え、冷静にプロジェクトを進行させたいと思います