


私の勉強不足で詳細は不明なのですが、このモデルの原型は1950年代後半から1960年代製と思われ
その仕上がりから察して、何とも言えない懐かしい駄玩具のかおりが漂う、私のお気に入りモデルの一つです
生産国がポルトガルというのも珍重さが増し、フリックションで走行する嬉しいギミックを持ち
またバリエーションは多岐に及び、バス各色はもちろん、緊急車やピックアップも存在しています
この個体は1990年代に生産されたレプリカで、『CE』のマークがそれを物語り、新しくて旧い製品です
プラ製のドンガラ車体にブリキのシャシを持つ、古典的な成り立ちで、アーリーバスに間違いないのですが
やはり駄玩具独特の、良い意味で『こんなもんでええやろ』というアバウトさがにじみ出ている
全体の雰囲気を、設計製作された時代ごと楽しむ、タイムマシーンのようなモデルと思います
続いて最近再び現れた、21世紀版レプリカが登場の予定です