


1969年にマイナーチェンジされた後期型は、機構的に大きな変化は無かったものの
フロントとリアのスタイルが、より洗練された直線基調になり、更にスーパーデラックスにおいては
三角窓の廃止にともなって、一気に近代化されたサイドビューを持つ事になります
これは今後のクラウンの方向を暗示したもので、後継モデルの60系では全車種三角窓が廃止されます
モデルは一般的なミニカーとしては、実に初めての製品化で、前期型がありとあらゆるジャンルから
多く製品化されてきたのとは対照的で、私も以前から是非欲しかった車型のクラウンでした
最上級のスーパーデラックスとせず、今で言う、お買い得グレードのオーナーデラックスとしたところが
TLVらしいところで、その為三角窓を表現したタイプのモデル化となっています
一番の特徴であるフロントエンドと、リアのガーニッシュも美しく表現、ホイールカバーのカラーが
少々濃いのですが、これもオーナーデラックスの雰囲気を強調した、独特の仕様としています
なかなか製品化されなかった、所謂『隙間車種』の一つですが、これで私が長年求めてきた
昭和のクラウンの一角が埋まり、トミーテックさんには感謝している次第です
このTLVの50系後期型、既に多くのバリエーションが存在し、購入しているモノからアップします
なお50系の看板車種である、2ドアハードトップについては、セダンの後のアップとなります
2012年2月発売 発売価格1,470円