


前回のメタ紫(http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/31731794.html)同様、オリジナルモデルは
現在では貴重な存在で、50系クラウンのイメージカラーでもあった事も相まって、人気の高いモデルです
『白いクラウン』のコピーとともに登場した50系クラウンは、それまでの公用車的なイメージの脱却を図り
それは見事に成功し、以降歴代クラウンは、ハイオーナードライバーの心を掴み続ける事になります
現行クラウンのボディーカラーも圧倒的に白が多い事からも、50系がオーナー向けクラウンの原点と言えます
1970年に発売されたトミカは、既にモデル末期だったにも係わらず、50系クラウンをモデル化
それだけ街中に多く見られたクルマだったと言え、子供達にも馴染みのあった一台でした
2000年に復刻された一連のモデルは懐かしい装いで、初期の今で言う『初回限定カラー』のような
後々貴重になるモデルを復刻、オリジナルを彷彿させる姿は、特に当時物に拘らない私にとって嬉しく
この白いクラウンは、オリジナルで続けて欲しかった物だっただけに、一番歓迎したモデルです
しかしこの頃になると、金型の疲労も色濃く出てしまい、さらに中国に生産拠点が移ってから後のモデルの為
少々ボッテリとした塗装が残念ですが、トミカ初代6車種は日本でずっと生産して貰いたかったと思います
裏板の『MADE IN JAPAN』が消え『MADE IN CHINA』になってしまっている事に一抹の寂しさを感じ
さらに近年この金型は使用されなくなり、オリジナルの復刻は無くなってしまいました
トミカの原点6車種は特別な存在として扱って欲しかったと私は思います
2000年9月発売 発売当時価格180円(30周年記念特別価格)