


プリウス(http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/31153858.html)の多目的バージョンとして
2011年に登場したプリウスαですが、発売直後から東日本大震災の影響で生産が追いつかず
なかなか街中で見る機会が少なかったのですが、昨年の後半から徐々に目にする事も多くなりました
しかし現在でも納車待ちが続いているようで、2~3ヶ月待ちという状況から、人気の程を覗えます
5人乗りと7人乗りを設定、奥深い需要に応えるべきバリエーションは、トヨタのきめ細かい対応ですが
私はいつも、この手のクルマに多くの人数を乗せようとする事に、ちょっと疑問を感じています
普通に生活しておれば7人も乗車する機会は稀で、更に少子化の昨今、多人数乗車はこのクルマには
必要ないと感じ、大家族向けには、ワンボックスワゴンを選択する方が、何かと便利さは数段上なので
このような車種では、ゆったりとした室内と人数分の荷物が積めるトランクルームが必要になります
ですから、プリウスαにおいても5人乗りが一番ベストだと、私は感じています
モデルは出るべくして出てきた人気車種の製品化で、早速購入してきたものです
シルバーが通常バージョン、レッドが近年のトミカ恒例の初回特別カラーとなっています
今回は開閉機構を取り入れず、プロポーション重視のモデルとなっている為、シルエットは上々ですが
リアクオーターウインドウ、リアゲートウインドウが抜かれておらず、シルバーのモデルにおいては
灯火類が同一カラーの為か、メリハリがついていないのが残念で、何か一つの塊のような雰囲気です
また、スケールも1/71と幾分小さく、建築模型に用いるモデルのような仕上がりになってしまいました
レッドの初回バージョンは灯火類のメリハリが有るので、こちらの方がミニカーとして魅力的に思います
先に少し述べましたが、プリウスとスケールが違っているのも少々不満で、同一車種や派生車種の場合
同じスケールで揃える方が良いに決まっており、玩具として子供達も遊ぶ時に並べて違う大きさだと
やはり違和感を持つと思うので、同一スケールで統一した方がベストだと私は思います
昔のトミカは、玩具としてもコレクター向けとしても良心的で、各種アクションを採用していた上で
十分に実車の面影を残したものが多かったのですが、最近のモデルは何か違っていると感じています
TLとして再生産された時、見事に現代のモデルに甦る旧いモデルがそれを証明していますが
やはり、トミカの最大のマーケットは子供達の玩具としてのものであり、そう言った面からは
このプリウスαのモデルも、製品として十分素晴らしい『現代のトミカ』を形成する一台です
2012年2月発売 発売価格378円