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日野セレガは、三菱ふそうエアロクィーン( http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/30423171.htm)とともに

現在の観光・高速バスの代表的なクルマで、2005年10月に登場ししました

当時発足した日野自動車・いすゞ自動車の合弁会社である『ジェイ・バス』の小松工場で生産されているもので

元々日野車体工業を引き継いだ製造拠点からわかるように、日野自動車が設計開発したクルマです

従来のセレガシリーズを一新、大きく整理されてハイデッカーとスーパーハイデッカーのみに集約

現在のバスに見合ったシリーズ構成としているのは、エアロクィーンと同じです

スタイルは、近年のバスとしてはデコライティブなもので、楽しい旅行の演出に一役かっているデザインです

初登場当時、ライバルの先代エアロバスシリーズが旧態化してきた事もあって、従来ふそうを購入していた

帝産観光バスやKm観光バスにも進出、そのスタイルだけで十分商品力のある実力の持ち主です


トミカのセレガは2006年4月に発売、すでに多くのバリエーションを持っていますが

これは最初に登場した、メーカーカタログカラーの通常製品となります

前のエアロクィーンもそうですが、以前のトミカ製バスは『ハトバス』『国鉄バス』『都営バス』等

車種名での製品化は殆ど無く、ましてやカタログカラー等は考えられない事項だったのですが

これはバス趣味が一般に浸透してきたと見るべきでしょうか

製品はエアロクィーン同様、非常に良く出来たモデルで、外観上の最大の特徴であるアクセントラインも

シャープに再現され、大きなフロントグラスから正面オーナメンドまでのつながり感は特に秀逸です

屋根上も嫌味にならない程度に的確に彫刻され、各レタリングは言うまでもなく美しいものです

やはり、トミカ独特の箱サイズなので寸詰まり感は否めませんが、十分鑑賞にたえられるモデルです


2006年4月発売 発売価格378円