


ダイヤペットのスバルR‐2は1970年に発売、実車登場直後のタイムリーな製品でした
しかし360軽を1/40に縮小すると7.5cmに位になってしまい、ダイヤペットとしては小さい為
また当時はコスモスポーツやフェアレディーZのように、子供にとっては憧れのクルマでもなかったので
殆ど売れないミニカーとなってしまいましたが、ミニカーとしての出来は非常に良い素晴らしいものです
例えばドアが開閉しますが、小さなモデルにも係わらず窓周りまで再現されており、タイヤの大きさも絶妙で
その為、全体のまとまりの良さは目を見張るものがあり、近年のモデルにも匹敵する内容を持っています
バリエーションは色違いのみで、特装車や子供向けの仕様も無く、本当に真面目なモデルとして終始しました
その後ダイヤペットの360軽は、大きめのスケールの100シリーズとして登場する事になりますが
ミニカーはカッコイイモデルが売れる時代だったので、こちらも全く売れずに終わります
そして現在、標準スケールミニカーはコレクター向けのモデルが殆どで、360軽も多く製品化されています
その中でスバルR‐2のモデルももちろん存在しますが、このような最新の360軽のモデル達を
このダイヤペットのスバルR‐2をどのように見ているのでしょうか
登場した時代が早すぎた、今なら必ず歓迎されるモデルとも言える、非常に不憫な優等生的ミニカーです
1970年7月発売 発売当時価格500円