


国内の5ドアをベースに、3気筒796ccにスケールアップしたエンジンを搭載し
1991年から2001年まで生産され、韓国国内で多く見られたポピュラーな小型車でした
3代目アルトは、世界各国で生産されていたグローバルな車型で、この韓国版や中国版は有名ですが
ルーマニア、ポーランド、エジプトと、おおよそ日本では普段口にする事も少ない国でも生産されていました
国内でも2代目から設定されたワークスも継承され、さらに女性仕様のバリエーション拡大で登場した
スライドスリム(http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/27209476.html)、バンの変わり型として
アルトハッスル等、多くのボディースタイルが登場しました
また、それまでアルトはバンの名称として、乗用車はフロンテのネーミングを引き継いでいましたが
物品税の廃止により軽バンの優位性も薄れた事から、売れていたアルトの名称を乗用車に転換する事になり
伝統のフロンテの名を廃止、初めてアルトの名で乗用車が誕生したのも、この車型からです
モデルは、この頃の韓国製モデルの平均的な仕上がりで、プルバックモーターを持っています
フロントドア、リアゲートが開閉可能、スケールは1/32で、シルエットは特徴を捕らえており
この種の韓国製ミニカーとしては、出来の良い部類だと思います
3代目アルトの国内製モデルとしては、ダイヤペット製のスライドスリムぐらいしかなく
よって、車種的には貴重なモデルかもしれません