


ネオとしては初めてのバスモデルとして、2008年1月に発売されました
まずは関東の国際興業を製品化、同時にその譲渡車の岩手県交通仕様が発売となっています
BU04型は1970年代から1980年代にかけて、全国的に活躍が見られた型式で
同期の他社型式として、三菱ふそうMP系、日野RE系、日産ディーゼルU(A)系があり
それらのクルマとともに、近年ネオ・クラシックバスとしてバスファンの人気を呼んでいる型式です
モデルは川崎航空機製の純正ボディーを製品化、1972年以降のフロントグラスが平面となったタイプで
近代的なフロント部分以外は、まだ1960年代後半からのスタイルを引きずっていた頃のスタイルです
国際興業は現在でもいすゞ車の大きなユーザーで、そのカラーリングのパターンも大きく変わっておらず
正直乗った事も無い、関西人の私でさえ『いすゞ=国際興業』と思わせるくらいなので
TLV‐Nで一番に製品化されたのも、もちろん納得出来る選択です
モデルとして見て、一番大きな特徴・・というより革命的なのは、バスのミニカーはこれまで殆どのモデルが
車体とシャシの接合に、車内を通して長いビスで固定されていたのですが、このモデルはそれが無くなり
本物と同じスタンションポールを再現している事で、実車にあんなポール(ネジ)が通っていたら
全く邪魔になって仕方ないであろう、架空のポールが無くなり、本物に近いリアルな室内の再現に成功しています
なお、ミラー類が別パーツで付属していますが、それらのパーツも仕様ごとに違っているようです
前述べの同時販売の岩手県交通をはじめ、数種類のバリエーションが登場し、全て当車庫に所属しているので
後々インプレッションしてゆきます