


3‐1のクラウンSDXをベースにした、当然の車種選択といえます
このモデルをベースにした、トミカ初の特注モデルである『日本交通タクシー』があるのは有名です
トミカをはじめ、この製品が発売された前後のタクシーモデルは、黄/橙のツートーンカラーが多くなり
ダイヤペットが同時期に発売した、同型のモデルもこのカラーを採用しています
国産ミニカーの黎明期に多くあった、東京駅構内タクシーに代わって登場した、全国どこでも売れる
フリーなカラーに変更されたものと想像出来ますが、それにしても版で押したように同じカラーの
タクシーのミニカーが多くなった、誠に妙な出来事でした
今回のモデルは、10年程前のトミカ30周年の時に復刻されたもので、当時ものではありません
原版は1971年3月に発売され、翌年の9月に早くも絶版になっており、僅か1年半の生産であった為
現存台数も少なく、現在では相当なプレミアム価格となっています
2000年に復刻されたこのモデルは、当時物より塗料も良くなり、現在のトミカと同等の仕上がりで
シールだった『タクシー』の表記も印刷によっており、価格も30周年記念価格180円で超お買い得でした
トミカについては、車種的に揃えばいいと思っている私にとって、このような復刻は非常に嬉しいもので
当時物に近いこのモデルは、有難く感じるお気に入りのモデルとなっています
但し前述の『タクシー』の表記は、印刷ではなくシールで復刻して欲しかったと思います
子供の頃、あのシールが付いているだけで何か得をした気分になったもので、貼り付ける時の
何とも言えない、小さな本当に小さなエンジニアになった気分は、今でも忘れられないものです
2000年9月発売 発売当時価格180円(30周年記念特別価格)