


最新の鉄コレから、雄別鉄道キハ49200Y1型となります
既に廃線となって40年以上経過した雄別鉄道は、北海道各地にあった炭鉱鉄道の一つで
釧路から雄別炭山を結ぶ雄別本線をはじめ、鶴野線、埠頭線、新釧路横外側線、尺別線など
多くの枝線をもっていましたが、道内各地でも石炭の需要の低下により炭鉱の閉山が相次ぎ
雄別炭山も閉山に追い込まれ、雄別鉄道も1970年4月に雄別本線の廃止により全廃
埠頭線のみ釧路開発埠頭という会社が継続しましたが、それも1984年2月に廃止となりました
キハ49200Y1型は、車体を国鉄キハ21型と共通としながらも、台車は戦前型気動車に用いられた
TR29型を履いており、チグハグな印象が魅力的なスタイルをしています
国鉄の急行色によく似たカラーで所謂バス窓も楽しく、結構味のある車両と思います
複雑な型式、キハ49200Y1とは、キハ21型の旧型式がキハ49200型である事から
キハ49200の雄別仕様の1号車という意味だそうで、わかってしまえば単純な命名のしかたです
廃線後、全車関東鉄道に譲渡されましたが、新天地での活躍も終えすでに廃車となっています
モデルは、何気にもう一両買うと出たもので、このような過去帳に記されるのみとなった車両は
私好みで嬉しいもので、またこれも当鉄道で大活躍してくれると思います