


最近人気のステーションワゴンですが、47‐1当時は、まだまだ商用バンの一部と思われていたので
どちらかというと、『目立たないトミカ』の一台でしたが、近年のステーションワゴンの人気と
旧車としての230系セド・グロ人気で、リミテッド化されたモデルと言えます
230系セド・グロは、実車の引退時期と重なった為、1980年代前半の刑事ドラマにおいて
破壊される役回りが多かったのでその印象が強く、あれだけの台数の230系が破壊されたなら
日本中の230系が全て消え去ったのではないか・・・誰もがそう思うのでした
このワゴン・バンも襲撃される現金輸送車や犯人の逃走車で見た覚えがある、そんな中の一台で
よくミニカーを用いて、机上で横転シーンを再現したものでした
そんな230系も時代とともに旧車の仲間入りをし、熱烈な愛好家も多くいらしゃるので
このような230系のモデルが近年続々登場しています
さて、そのモデルですが、トミカの種類がどんどん増えて行く頃の作品で、細かい彫刻も再現され
この後数年間、80年代前半までの一番出来が良かった頃のモデルがベースとなっているので
リミテッド化されるとその出来の良さが現れる、過去と現在の技術の素晴しいコラボレーション作です
特にフロント・グリルの色注しとリアゲートの表現は正にそれで、最新技術によるホイールが加わって
見事、最新のミニカーに変身しています
他の車種のリミテッドも素晴しい作品には違いありませんが、この頃のトミカをベースにしたものは
近年の車種をベースにしたものよりも、格段に出来が良いように思えます
決して現在のトミカが不出来という訳ではありませんが、実際このモデルを見るとそう思える
私のお気に入りのミニカーの一つです