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以前に登場した国鉄バス( http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/12099008.html)のバリエーションで

前中扉の路線タイプとなっていますが、前部と後部はそのまま貸切タイプとなっているので

非常に奇妙なスタイルをもった、路線バスとなっています

サイドのルーフ・ラインも貸切タイプのままなので、窓の位置が妙に上となり、腰高な感じがします

かつて、貸切車両が引退すると路線バスに改造される例が、地方のバス会社で頻繁に行われましたが

そのような車両と想定すると、このモデルのプロト・タイプも無かったとは一概に言えません

しかし、少なくとも東京都営バスにこのような車両は無かったと思われ、純然たる玩具と考えられます

車内のシートも、貸切仕様そのまま流用しており、中扉付近にもシートが詰まっているので

中扉は実質的には『閉め切り』状態となっています

実車に忠実なスケールモデルが当たり前の現在では、考えられないバスのミニカーですが

このようなモデルがまかり通っていた時代が、私のバス・コレクションの原点です

当時は、まだまだおおらかな気持ちで、ミニカー・コレクションを楽しんでいました


1979年発売 発売当時価格500円