


旧くからのNゲージャーには有名なブランドです
約一年で姿を消した『エーダイ・ナイン』の製品は『学研・ナイン』として、比較的早くNゲージ界に戻ってきましたが
エーダイ時代の末期に企画され、発売が危ぶまれたものの、学研になってから発売されたモデルが
EF60型電気機関車( http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/24463070.html)と
このキハ55系ディーゼルカーですが、当時は両形式とも唯一の製品であった為、貴重な存在でした
特にキハ55系は、つい最近までこの製品しかなかった為、学研がNゲージ撤退後も珍重され
絶版モデルの中でも、際立った人気がありました
さらに今回紹介する準急カラーは、末期にほんの少量が生産されたらしく、珍しい存在です
車体そのものは非常に出来が良く、1980年代の製品としては十分な傑作車両と思います
しかし連結間隔が大き過ぎ、編成にした時、少々間の抜けた感じは否めません
単にカラーを変更しただけですが、1960年代初期のシーンを再現するには不可欠な車両なので
これら当気動区の車両は、発売当時、好んでまとめて1編成分購入しました
キハ55、キハ26、キロ25の3車種で、キハ55はM付きと無し、キハ26は灯火類の点灯と
単にトレーラー、キロ25はトレーラーとなっています
6両編成で、レイアウト上で大活躍しましたが、保存していたブック・ケースの中で2両の塗装が溶解
貴重な準急色も2両が台無しになってしまいましたが、『WIN』というメーカーが
この製品そのものを、塗装済車体キットとして再販し、それを使ってレストアを施しました
塗装もオリジナルと同じものを使用したのか、ピタリと合致しており、再び6両で活躍し始めました
現在はケースに入れず、気動区に編成のままいつでも発車出来るように待機しています
1982年発売 発売当時価格 キハ55(M)4300円 (T)1700円
キハ26(ライト付)2100円 (T)1700円
キロ25 1700円