


もう一つの代表、マツダT2000はもう少し後に発売されますが
21世紀になって数々のオート3輪のミニカーをコレクション出来るとは、夢にも思いませんでした
シリーズとしては、比較的早い時期に製品化されたので、仕上がりに違和感のある部分もありますが
それでも現在のモデルなので十分素晴しい、威風堂々としたモデルです
それにしても、オート3輪というクルマはキッチュで危なっかしいスタイルをしています
こけるのを前提としたような、このような乗り物に大量の荷物を積んで、街中を走りまわっていたのですから
戦後の高度成長期のニッポンは、躍動に満ちた力強い、前向きなものでした
その底辺の物流を支えていたのが、オート3輪と言っても過言ではありません
そのオート3輪に郷愁を感じずにはいられませんが、今一度、当時、何故オート3輪だったのかを考察する事も
現在の若いオート3輪ファンの方々に知ってもらいたいと思います
そうすれば今の貧しさとは違う、貧しかったけど楽しかった、当時の日本の姿が見えてくると思います