


1968年に弟分のシェビーとともにモデルチェンジし、よく似たスタイルとなりましたが
流れるような、流麗なボディー・ラインも共通のモチーフとなっています
シェビーがGMで一番安価な車種で、次の中間車種で最も安かったのがこのシェベルです
とは言え、当時の一般的な日本車では考えられなかった、各種パワーアシストは既に装備されており
まだまだアメリカがクルマ先進国であった頃の、豊かさを垣間見ることが出来ます
モデルは最近、リサイクル・ショップでわずか80円で購入しましたが、案外出来も良く
車体各部細かなディテールは、トミカと同じようにタンポ印刷によって美しく仕上げられています
キラキラ・メッキも、アメ車の雰囲気に合っており、それなりに彫刻も細かくされています
特にフロントの表情は、1968年シェベルのマスクを忠実に捕らえられており、好感が持てます
但しドアの開閉はしませんが、その分プロポーションに気を配られています
日本のメーカーでは恐らく製品化されないと思われる、スタンダードなアメ車たち
かつて『トミカ外国車シリーズ』の初期に、『ダッジ・コロネット』や『AMCペーサー』など
アメリカではポピュラーながら、日本では名前も知らないアメ車が製品化されましたが
もしTLVで旧いスタンダードなアメ車がモデル化されるとしたら、リストに加えてほしい一台です