


基本的に最初期の非冷房仕様の先頭車・中間車の2両がセットで、これまた必ず2セット必要となりますが
今回は、屋根パーツを取り替える事が可能なので、2セットで通常の4連を再現出来ます
その車体・屋根をパズルのような感覚で組み替えると、様々な形式を産む事も出来るので
今後購入する機会が、又は予算が許す限り、もう数セット増備したいと思います
出来は、今更言うことも無いのですが、鉄コレの安定した出来です
屋根も各部シャープで、少し前の某社の屋根とは比べものにならない、素晴しいディテールで再現しています
実車の阪急2000系は1960年、現在に至る阪急電車の基礎スタイルを確立した車型で
定速運転機能を搭載した『人工頭脳電車』と呼ばれた京都線用2300系と同時に登場しました
スタイルは両車ともほぼ同一で、車内も現在の阪急電車でお馴染みの、デコラ張り木目調を採用しました
既に登場後50年を経ていますが、旧さを感じないのは伝統ある阪急電車のイメージからか
今もって通用する設計思想は、阪急電鉄の先見の明を改めて感じさせる車両です