


このモデルついては当時のセオリーとは違い、関西スタイルである、前後扉仕様の東京都仕様となっており
極めて珍しい製品化となっていますが、それにより同じシリーズの大阪市交通局仕様
( http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/12919127.html)は、実車に近いスタイルとなり
当時、大阪では大ヒット作となりました
他にも名古屋市(: http://blogs.yahoo.co.jp/k163sambar360/18326219.html)があり
三大都市の路線バスが揃った事になり、現在では何れのモデルをも探しているバス・ファンも多いとの事です
バス本体は、1969年に登場した低床式バス『いすゞBU06型』で、比較的少数の生産で終わった為
低床バスの先行試作型のような車型で、各部に新しい要素が多分に盛り込まれていました
モデルでも、前扉が折戸ではなく前後にスライドする様に開閉し、子供の頃は不思議に思ったものですが
これが『いすゞBU06型』の標準仕様と知ったのは、かなり経ってからの事でした
各都市にこの車型が実際に存在したかはわかりませんが、少なくとも大阪市には『BU06型』は無く
よく似た一般的な『BU04』や『BU10』が殆どだったと記憶しています
この個体も、もちろん当時から当営業所に所属していりもので、状態も年式相応ですが
ダイヤペットのバスは、紙製シールでボディー・デザインを表現している為
保存には気を使うものですが、このモデルもちょっと痛みが進行しています
1973年7月発売 発売当時価格2,300円